私、5割増しで

昨日は神森徹也くんと共に栗コーダーカルテットのライブを見に
恵比寿のリキッドルームまで行って来たのですが、
リキッドで栗コーダーって雰囲気合わないんじゃないのと
会場選択の段階から地味に余計な心配してたんですが、
いざ始まったらとてもアットホームな感じで良いステージでした。
今回はカルテットにイトケンさんと夏秋文尚さんを加えた編成で、
あの曲もこの曲も盛りだくさんで演奏してくれて
ピタゴラスイッチもダースベイダーのテーマもやりましたよ)
普段の5割増しで(と栗原さんが言ってました)豪華な内容でした。
イトケンさんが打楽器以外にもトイピアノとかリコーダーとか
持ちネタを披露しまくっててそこら辺も楽しめましたね。
あとローランド・カークばりの複数の笛の同時プレイとか、
曲の最中に楽器を持ち替えてのプレイなど視覚的にも面白かったです。
ピタゴラ効果なのか小学生くらいの子供たちもいれば
結構な年配の方もいれば某有名俳優の方もいたりで
客席の層の広さに感心しましたね。しかもほぼ満員で。
今回はアンデス25っていう笛の音が出る大変珍しい
鍵盤ハーモニカの四重奏とかレアな編成も多数見られたんですが、
この楽器を私はイトケンさんの家で現物を見たことあるんですが
すぐに製造中止になってあまり出回っていないブツらしいんですね。
何とそれが栗コーダーの面々の力でスズキというメーカーから
再発されることが決まったそうで、
これはもう買わねばなるまいと私は決意した次第です(笑)。
そんな楽器編成もさながらアンサンブルの妙や曲の美しさや
演奏の楽しさなど、それこそ子供から大人まで楽しめる
素晴らしい音楽だなあと感動しながら見てしまいましたよ。
横で見ていた神森くんが1曲終わる毎に
「うむふ〜。」とか感嘆の声を上げてたのが印象的でした。
それこそ普段の5割増しくらいの感嘆度で。

笛社会

笛社会


終演後は神森くんとHARCO青木くんとで軽く食事しに行ったんですが、
HARCOくんとちゃんと喋るのは実は今回が初めてだったんですが、
私は「江ノ島ラプソディ」の頃から彼の音楽を聴いているので
あんまり初めてな感じがしなかったですね。
彼は彼で私の「残響ピクニック」「林檎にタッチ」を聴いて
気に入ってくれてたそうで、親好を深めたりなんかしました。
彼はお隣の優しいお兄さんというイメージ通りの人で、
想像より5割増しでほんわかした人でした。
HARCOと書いてほんわかと読む当て字を提案したく思ったのですが、
提案したところで「ほんわかですか〜」とほんわか返すだけでしょう。
江ノ島ラプソディ」のドラムがかっこいいよね、
という話をしたら、「あのドラムは実は最後に入れたんですよ」という、
意外過ぎるエピソードを聞いたので何か得した気分になりました。
それこそ普段の5割増しで。


そんなわけで普段より5割増しほんわかな気持ちで帰りました。
来週、fwjはイトケンさんとレコーディングします。
そちらも楽しみです。