漂流教室のホームルーム

ここ数日、fwjのリハやmicroshotのライブ鑑賞やレコなどで
何となく慌ただしい感じだったんですが、
電車の中では存分に本を読めるので
意外に時間を有意義に使えているような印象です。
電車読書は捗りますね。集中出来るし。
しかし電車の中は「それ、暴力?」と問いたくなるほどに
激しい冷房が効いていて、誰の標準に合わせているのか、
それでエコの方は大丈夫かと心配したくもなるのですが、
長袖を携帯せねばならない状況は多分間違っているような
そんな気がしないでもないです。
設定温度を1度でも上げれば良いかと思いまーす。と、
手を上げて発言したいところです、ホームルームかなんかで。
放課後の教室に差し込む鈍い西日に照らされたりしながら。


ところで電車といえば先日、私の前に立っていた若い女子が
携帯でメールを打っており、ふと見るともなしに画面を見ると
「ソッコー死ねよ。ウゼーんだよ。消えろよ。」というような
大変に物騒かつ美しくない文章を打っていて、
誰に送信するのか、したら人間関係が確実に終焉を迎えるぞ、
と人ごとながら心配などしていたら彼女は何事もなかったように
送信ボタンを押すことなく徐にパタンと携帯を閉じ、
さっさと次の駅で降りて行ってしまったので
あれが彼女なりのストレス発散なのかもしれないと思うに至り、
私はまた安心して読書に戻ったのですが、
別にでも先ほどの文章の終わりに「(笑)」でも付ければ
冗談ぽい文章にもなるのであり、仲間に送る文としては有りで、
人間関係の終焉を導くほどの深刻な文面でもないのかもしれない、
などと思い直すに至ったのですが、
「(笑)」で印象がひっくり返る場合があるんだなと
私は感心したりしたのです(笑)。


ところで楳図かずお先生の着ているボーダーシャツは
どこのメーカーなのか、ブランドにこだわりはないのか、
セントジェームスに赤と白のカラーってあったっけな、
などと想いを馳せたりしているのですが、
先生がもう70歳という事実には驚くばかりですね。
大林宣彦監督の「漂流教室」って酷い映画だったな、と
余計なことも思い出したりしました(笑)。
あの映画のDVD化の話を聞きませんが、
ひょっとしてまだ漂流してるんでしょうか。
夏休みの砂漠を。
放課後のホームルームの議題はもちろん。
自宅の外装問題で。