9月の語気を荒げて

いつの世も人間を悩ませるゴキちゃんこと
黒い使者どもと戦う機会が日常たまにあるのですが、
彼らは非常に頭が良く、彼らとの攻防の中途において
これは高度な頭脳戦もしくは心理戦であるよなあ、
と認識するに至るほどなんですが面倒な存在ですよね彼らは。
もの言わぬながらも己の力を雄弁に語るかのようなその様に
あえて語気振りという字を当ててみたい私が居るのですが
「オレ、登場!」という感じで唐突に居ますよね彼らは。
退治する法としては薬を撒いても周囲が汚れるだけなので
私は古典的に「新聞で叩く」という作戦を選択するのですが、
新聞てニュースを伝達する他にこういう使用法もあるのであり、
まさしく武器と成り得るその存在たるや偉大だよなと
新聞の存在の大きさをも語気を荒げて表明したいほどなんですが
「その新聞が読売新聞でありますように」と
こういう場合でも玉木宏が渋い声で言うのだろうかと
想像してるうちにやつはどこにそんな隙間があるのかという
人間には見えない隙間に消え入ってしまうので
全くもって面倒だよなと私は天を仰ぐ始末なんですが
何万年も生き延びてるやつらにかなうはずもないよな、
なんてつい敗北宣言をもしてしまう私がいますよ。


ところで先日回収騒ぎとなった氷殺ジェットとかいう
害虫を凍らせて退治するシステム(?)なんて
イデアとしては画期的だと思うんですけど残念ですね。
(あれってゴキは適用外らしいんですけどね)
これからも彼らとの攻防は続くわけですからね。
良い方法を考え続けなければならない命題があるわけです。
やはり古典的に新聞で叩くというのに落ち着くんでしょうかね。
しかしその方法で取り逃すとがっくり来ますよね。
「そして僕は途方に暮れる」ってこういう状態なのかと。
人間界のあれやこれやが書かれた新聞を手に呆然としてると
彼らに「人間て間抜けだよね」と笑われているかのようであり、
ああ、まさしく間抜けであるよなあ、なんて言いつつ

読売新聞を開く9月の私が居ますよここに。


台風は大丈夫でしょうか。
台風は。