長渕キックトントン

シンガーの長渕剛氏の新築祝いに差し上げるという
特製達磨の注文を先日受けたので、
絵柄の参考にしようとネットで長渕氏の画像を漁るに至ったのですが、
最近の氏はアコギよりエレキを演奏することが多いのですかね。
エレキでキメ!みたいな写真がやけに多いんですが。
アコギのヘビーゲージを叩き切るイメージが強かったんですが、
ディランの如くエレキ化したんでしょうか。
私的には初期のフォーク時代の「順子」とか「巡恋歌」とか
気さくな隣のお兄ちゃんだった頃の楽曲が好きだったんですが、
いつの間にかコワモテお兄さんに変貌してしまって、
コツコツとアスファルトを刻み長渕キックとか繰り出す姿に
「隣のお兄ちゃんが変わっちゃったようー」と
仄かな寂しさのような感情に見舞われたものですが、
あのキャラの変更っぷりは凄いよなあとつくづく思うわけです。
釈由美子がいつの間にか天然じゃなくなったとか、
篠原ともえシノラーファッションから卒業的な
ナチュラルなキャラ変更とは違う印象ですもんね。


ドラマ「北の国から」で田中邦衛氏が長渕氏の曲に感動し、
「やるなら今しかねえ!」と彼の曲を歌うシーンがあるのですが、
「やるなら今しかねえ!」と「そんなの関係ねえ!」は
何となく語感的に似ているような気がして、
邦衛VS小島よしおで「やるなら今しかねえ!」
「そんなの関係ねえ!」と応酬するという対決シーンを
ちょっと見てみたい気にもなったのですが、
まあ見たところでそれが何なんだって話なわけで
どうでも良い話なんですけどね。
ただ実現したら面白いツーショットだよなあと思うわけです。
劇中で邦衛さんは長渕氏のことを称すのに
「ながみぞつよしだあ!」とナイスな言いまつがいをしていて
あれは名言だったなあと思うのですが、
実際「長溝剛」と間違えて書く人もいるんじゃないですかね。
同じ「北の国から」で蛍ちゃんが勇次と別れる駅のシーンでも
長渕氏の「乾杯」が流れるんですが(これがまた泣けるんですが)
あれが後期バージョンの「乾杯」だったら
感動は半減してたかもなあと、ふと想いを馳せてしまう私です。
蛍ちゃんはその後幸せに暮らしているのかしら。


まあ取りあえず蛍ちゃんのことを考えるのはあとにして
やるべきことをやらないといけないという話ですね。
やるなら今しかないのだし。
そんなの関係ないのだし。