1の終わり、50の嵐

1月ももう終わりなんですね。
早いものです。
この頃は長めの文章を日々書き記したりなどしているのですが、
想像や肉体的な感覚、感情や記憶に喚起される映像などを
言語化していく作業と、音像化していく作業に
割と似たような力を費やすのだなと思ったりもするのですが、
インプットが同じでもアウトプットが違うわけなので
そこが面白いところだなと思ったりしています。
絵を描いていても同じような感覚を覚えますけどね。
いずれにせよナイフを研ぐような作業ですが、
最終的に刺せるかどうかは刺してみないとわかりません。


ところで「3年B組金八先生」を中心に生活していると言っても
決して過言ではない最近の私ですが、今日の回もまた地味に良い内容で、
自分の子供の頃の経験や感情と重ね合わせると同時に親のような目線で
「この子たちええ子やなあ」(なぜか関西弁)としみじみして
つい落涙するに至るというからくりが毎回自分の中で展開されていて、
その積み重ねが卒業式というクライマックスへの布石となり、
私の涙はついには溢れ過ぎて枯れてしまうのではないかと
最終回に向けて己の涙の残量が危惧されてるほどなのですが、
五十嵐という名の生徒がいつの間にかKYキャラとして定着しており、
多分撮影中に「こいつのキャラKYでいきません?」とかいう
相談が成されて出来たキャラのように思えるのですが、
どうせなら違う名の生徒にそのキャラを与えてほしかったと思う五十嵐です。
彼はクラスでは「イガピー」というあだ名を与えられているのですが、
大抵の五十嵐くんは一度はイガピーと呼ばれる運命にあるような気がします。
そのピーて何?という疑問も瞬時に浮かぶわけですが。
ピーの正体を特定出来る日はいつか訪れるのでしょうか。
「Peekaboo!」の略とかでしょうか。
しかし前のシリーズで生徒の親だった役者が先生になってたり、
ある生徒の親だった役者が今回は違う生徒の親役やってたり、
シリーズでつながっているようでつながってない配役が
ある種ツッコミどころとして定着しているのですが、
そういうところも含め面白いドラマだなと思う次第です。
ミカ役の女の子は草刈正雄氏の娘さんだそうですが、
中学生にしてあの色気と大物感は凄いですね。
何だか金八先生見てない人には全然わからない話で恐縮ですが。


そういや嵐に五十嵐くんて名前のメンバーがいれば
「俺、嵐の五十嵐!」という韻を踏んだ自己紹介が出来るのに
残念だったりします。ラップの中で使えるネタなのに。
新しいauのCMに嵐が登場してますけど何だか良さげですね。