撒かれた音を拾う

昨日は代官山へコタツ宇宙のワンマンライブを見に行って来たのですが、
会場が「晴れたら空に豆まいて」とかいう面白い名前で、
青山の「月見ル君想フ」という名称にも驚いたものですが
最近のライブハウスの店名はえらいことになってるですね。
晴れたら空に豆まいて」て。
語呂的には「私をスキーに連れてって」みたいなノリですが。
あの店の方は電話を取る度に「晴れたら空に豆まいてです!」と
呪文の如く店名を唱えると思うと面白いですね。
そのうち「そんなヒロシに騙されて」とか
「生きながらブルースに葬られて」とか
「せきこえのどに浅田飴」みたいな店名も登場しそうです。
まあ最後のは商品名ですけどね。
つーか書きながら「生きながらブルースに葬られて」という店は
実際にどこかにありそうな気がして来ましたけどね。
ジャニス好きな店主が「ブルースってさ。生き方なんだよね」
とか若いバンドマンに語っていそうな気がします。
まあそれはそれとしてライブはというと渡辺シュンスケくんの
渾身のピアノ曲がスコアも演奏も素晴らしかったです。
プリペアドピアノとかシンセじゃ出来ない試みもあって良かったですね。
ハーモニクスに和風なフレーズ重ねていく曲の冒頭とか気に入りました。
面白いコンビだなあと改めて感心した次第です。
神森くんのニュー機材の大活躍も次回期待したいところです。
あと今後は二人を全く知らないフラットな耳にどう響くかを意識しながら
音を出す方向や形態を考えていっても良いんじゃないかと思いました。
確かにワンマンは好きなこと出来るしファンも喜ぶし楽しいですけどね。


しかし客席のほとんどが女子だったので微妙なアウェイ感でいた私ですが、
ふと見ると後ろにYO-KING氏がいたので
意外なところでホーム感を感じたりしました。
あとジョッキで出してくれたビールが美味かったです。
晴れたら空に豆まいて
そういえば明日は節分です。
撒くんでしょうか。
晴れたら空に。