魔性のキス

双子の三倉茉奈、佳奈嬢の見分け方を最近知るに至り、
テレビで見かける度に嗚呼、こっちが佳奈ちゃんかあ。
などと識別するようになったのですが、
無事に識別出来たところでどうというわけもなく、
季節は春になろうとしています。


この間彼女たちの歌をテレビで初めて聞いたのですが
聞いたそばから印象に残らない当たり障りのない感じの曲で、
Watもそうですがタレント性は抜群なのにいざ歌うと面白くないのは
音楽制作者が適当なのか何なのかわかりませんが勿体ない感じがします。
CDが「音楽」じゃなくてポスターやトレカなどと同じく
「グッズ」としてしか機能してないですよね。
まあファンは確実に買うので問題ないのでしょうけども。


ところで茉奈、佳奈ちゃんは今後も可愛い双子タレントとして
健康的なイメージで売って行くのか、
それとも女優として一肌脱ぐのか行く末が気になるのですが、
そろそろオンナの色気を打ち出しても良い年齢ですよね。
私的には彼女たちと一人の男を巡る三角関係の恋愛劇とか
見てみたい気もするのですけどね。


茉奈とその彼氏と佳奈が三人で部屋でまったりと雑誌など読んでいると
ふと茉奈の携帯が鳴り、仕事の電話なのか部屋の外へ出ます。
「もしもし、あーすいません」などと茉奈の話し声を外に聞きながら
部屋に残された二人はふと、見つめ合うのです。
その直後、佳奈が突然、茉奈の彼氏に覆い被さり、その唇を奪うのです。
彼氏は最初抗いながらも佳奈の唇を受け入れ、
しばし濃厚なキスを交わした後、何事もなかったように雑誌に戻ります。
やがて電話から戻った茉奈が二人の微妙な空気に気が付き、
「あれ、何かあったん?」とか聞くのです。
しかし佳奈は「いや、なんも。仕事の電話?」などと聞くので、
「あ、いや、そうなんだけど。」と応えつつも
茉奈は異変を嗅ぎ取り、疑いの目を向け出すのです。
彼氏はというと平静を保ちながらも同じページをずっと見たままです。
麦茶など飲みながら。
この場合、キスの後に耳元で囁く
「茉奈のより佳奈のキスの方がええやろ?」
とかいう台詞があるとベターですね。
その後佳奈にゆっくりと心と体を奪われていく彼氏。
茉奈は「私の彼、取らないでよ!」みたいな泥沼の展開に。
というのはどうでしょうか。
まあどうでしょうか、と問われたところで。
どうというわけもなく季節は春になるでしょうが。


ちなみにホクロのある方が佳奈ちゃんです。
友達に教えてあげましょう。