私、Pを巡って

昨日はpasadenaリハに参加すべく某スタジオに向かったのですが
その前に友人に貸していたブツを受け取るためにアキバに立ち寄り、
無事に受け取った後、その足でタワーレコードに行って
Perfumeの新譜を購入するに至ったのですが、
見やればレジに並ぶ人の半数はPerfumeを手にしているという状態で、
あれ、みんな同じの買うのかみたいな気恥ずかしさも感じたのですが、
同時に「おや貴君もですか」「いやいやみなまで言わんでもよろし」的な
軽い同胞意識みたいなものも不思議と芽生えるものであり、
同じステージに立つ者にしか判り得ぬ感情のようなものを共有し合ったのですが、
何しろ売れるのでしょうね今回のアルバムは。
実際飛ぶように売れてましたしね。
そんなわけで満足気にアキバを発ちスタジオに赴き
pasadenaのリハに合流したのですが、
スタジオの外でさっき買ったばかりのCDの封を開け歌詞カードを見つつ、
歌詞を追いながら頭の中でサウンドを完全再生して楽しむという
熟練の達人にしか成し得ぬ高等テクニックを駆使して
買ったばかりのPerfumeを堪能していると
石本さんが「お、五十嵐くん買ったんだ?」と聞いて来たので
「おや貴君もですか」「いやいやみなまで言わんでもよろし」的な
同じステージに立つ者にしか判り得ぬ感情のようなものを共有し合ったのですが、
そんな我々のテレパシーの如きやりとりを横で見ていたベースの藤川くんが
「おっさん2人でPerfumeに夢中ですか」とばかりに冷ややかな目で見ており、
私は「ああしまった、私のいい大人としての尊厳が失われてしまった、
どこか高みにあったであろう立場も失墜に至ってしまった」と
滂沱に身を投じる5秒前という状態になったのですが、
いざ5秒後にはまあそのくらいどうってことないよね、と開き直り、
「これぐらいのかんじでいつまでもいたいよね」と「マカロニ」の一節を唸り、
マイクに向かって高らかにラップしたのでした。

そんなわけでpasadenaのレコ発ライブにゲスト参加して1曲ラップします。
ギターリストなのに何でラップなんかするのと思われる方もいるでしょうが。
色々やりたい季節なのです。
よろしくお願いします。


4月23日(水曜日)

会場:渋谷O-Nest
open 18:30 start 19:00
料金:前売2,000円 当日2,500円(drink別)

出演
pasadena with poundhip upsetters orchestra
ホテルニュートーキョー
Jimanica×Ametsub
あらかじめ決められた恋人たちへ