YMOECDFWJスイッチ
YMOお宝音源のおかげでスイッチが入ったのか、
すっかり再燃という感じでYMOが自分の中で盛り上がっています。
ちょうどこの間古本屋でYMOの写真集も買ったばっかりだし。
(バブル感溢れる再結成時のドーム公演の写真集なんですけどね)
電車の中でインタビュー本なども読み漁ったりして楽しんでいます。
ライブの隠し録り音源なんぞに興奮したのは実に久しぶりで、
まだこんだけ音楽に夢中になれる自分がいるんだなと思ったりしましたけどね。
この日のライブだけ立花ハジメ氏がサックスで参加してるんですが、
「中国女」でのプレイとか格好良いのですよ実に。
細野さんのファンキーなベースが映える即興曲もあったりして。
まあツバキハウスには実際に行ったことはないんですけどね。
どんなもんか想像しながら追体験するだけですが。
ところで本と言えば細野さんの「アンビエント・ドライウ゛ァ−」という著作は
私が何度となく読み返してる本のひとつなんですが、
何かをクリエイトしたり表現したりする上でヒントになるような、
はっとするような言葉に満ちていて大変面白いです。
アンビエント・ドライヴァー THE AMBIENT DRIVER (マーブルブックス)
- 作者: 細野晴臣
- 出版社/メーカー: マーブルトロン
- 発売日: 2006/09/28
- メディア: 単行本
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この間知人に譲ってもらったECDの自伝的音楽史「いるべき場所」を読んで
またリスナーとしての音楽に対する熱が復活したのもあるのかもしれませんが、
音楽を聞くという行為の楽しさってこういうのだったなとか思ったりしました。
- 作者: ECD
- 出版社/メーカー: メディア総合研究所
- 発売日: 2007/11/22
- メディア: 単行本
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その過程に登場するアーティスト名を追うだけでも音楽史として読めるし、
何者にもなっていない自分が何者かになろうと模索する様は成長ものとして
表現者じゃなくても読んでて共感出来る部分があると思います。
私は最後まで夢中になって読みました。
私もなぜか30過ぎて唐突にラップを始めたんですけどね。
私のような門外漢でもマイク持って言葉を放てばそれがヒップホップじゃないか、
くらいに思うのですが、そういうようなことがここにも書いてありました。
そういう軽さを保持したまま表現に臨みたいものです。
そういえばこの間私がpasadenaのゲストでラップした映像が
次の「ジャングルライフ」の付録DVDに収録されるとかいう話を聞いたのですが、
ぜひ機会あればみなさんに見ていただきたいものです。
しかし今日はまた肌寒かったですね。
かくれんぼ中に隠れていたら誰も探しに来ないまま夜になってしまい、
仕方なくひとりで家に帰った時のような寂しい雨が冷たく落ちていました。
隠れているきみを見つけられる目を持って。
冷たい雨の中を歩いて行きたい所存です。
取りあえずは6月のライブのために曲を作ろうと思います。