チルドレンチルドレンと私

今日は埼玉にある歴史と民俗の博物館という施設で
小学生の子供たち相手に張子作りを教えたのですが、
その子供たちが休憩時間に普通に
「だるまさんが転んだ」というレトロな遊戯をプレイしていて、
この平成の世に於いても有効なんだなあの遊び、と少し感慨深くなってしまいました。
地方によって呼び名の異なる遊戯のひとつですけどね。
「だーるーまーさんがころんだっ!」という
だとるとまの間を自分でコントロールするという独特な歌唱を用いる遊戯ですが。
この眩しい夏の日に子供たちが黙々とDSとかやってたら何か嫌ですし、
携帯いじってたりしても何か嫌ですしね。
どんどんだるまさんを転ばせるが良いさ、
と思った次第です。
転ばしてなんぼです、だるまさんは。


そんな張子教室に於いて、黒いラッカーを吹きかける場面があったのですが、
うっかり手にべったりとくっ付けてしまって、
そうなると洗ってもなかなか落ちないわけでしばらくそのままで指導したのですが、
キレイキレイで洗ってもキレイキレイにならない場合もあるのだなと
何だか妙なところで感心してしまった次第です。
言うなればキレイキレイしたのにキタナイキタナイのままなのです。
私は思わずキレイキレイの商品名に申し訳なさを感じ、
スマナイスマナイと心の中で謝るに至ったのですが、
果たしてキレイキレイは私をユルシテユルシテくれるのでしょうか。
私はトレイントレインを歌いながらふと思ったのです。


ところで井上陽水氏の初期の芸名ってアンドレカンドレっていうんですよ。
デビュー曲のタイトルが「カンドレマンドレ」で。
もうナンダソレナンダソレって感じですね。