麦茶、アンニュイサマー

昨日は都心は局地的に大雨に見舞われたそうですが、
私は埼玉の外れの方にいたので無事でした。
こっちでは晴れているのにラジオの向こうでは「すごい大雨です!」と中継していて、
何だか不思議な感じがしましたね。
夏の暑い日の突然の雨というのは風情があるものですが、
このところの雨と雷はそういう風情からは遠いような印象を受けますね。
苛立ってるような感じというか。
あの子最近荒れてない?と友達が心配するテンションですよ。
誰か一緒に酒飲んで愚痴を聞いてあげないといけないレベルです。
でないと雷が無数に落ちてしまいます。


そんな中昨日は久々にfwjバンドのリハなど行なったのですが、
演奏しつつも麦茶を飲みながら近況を報告する会の様相を呈し、
猫のコマオも一緒に「私は相変わらずだニャー」と近況を語っておりました。
「赤塚先生が亡くなって残念だニャロメ!」と言っていたような気もしましたが、
それは私の気のせいかもしれません。
彼女は暑さのせいなのか床にぺったりと体をつけてアンニュイな表情を見せていました。
猫にアンニュイという言葉を使うのは適当なのかどうかわかりませんが。
その表情で相対性理論について思考を及ばせているようにも見えましたが、
その実何も考えていないのかもしれません。
そんなコマオを見ながら訳あってみなでしばし猫について語りました。
あとバカボンについて。
ギターのひじきさんは赤塚先生が亡くなったあとすぐに
青梅の赤塚記念館にも足を運んだそうで、「追悼の日々です」と語っておりました。
私もぜひ一度足を運んでみたいものです。
バカボンのママとルパンの峰不二子は同じ声優さんなんですよね。
何だか腑に落ちるような落ちないような。


「これでいいのだ
バカボンのママ バカボンのパパ
たかめられた しあわせ
バカボンにパパ バカボンにママ
つよめられた 約束
望んでいるのは 大きなもの
握りしめてるのは 小さなもの
ほうきで掃き出す 家中のかなしみを
たんすの中から取り出した よろこびを
これでいいのだ」
矢野顕子「BAKABON」)