大きな耳と長いしっぽ

レコーディングですが、ようやく終わりが見えそうだったところ、
ここに来てさらに作らなきゃいけない曲が増えてしまいました。
何たることでしょうか。
猫だったらにゃーんと悲鳴を上げるところですが、
私は人間であるのでにゃーんと悲鳴を上げず、
「嗚呼、参ったなあ」と静かに呟き、意味も無くシャドーボクシングの真似をし、
「打つべし!打つべし!」とあしたのジョーの台詞を口にするだけに留まったのですが、
そんなスポーティーな現実逃避をしたところで曲は作らねばならないのであり、
私は再びギターを手に取って創作に挑むことになるでしょう。
何度も書いていますが、猫のDVDの音楽を作っています。
それが12月に発売になります。
それの曲単体のCDも発売になりますのでぜひよろしくお願いしたい所存です。


そんな私はコント日本一を決めるキングオブコント2008を楽しみにしています。
バナナマンとロバートが決勝に残って何だか嬉しいです。
バナナマンの絶妙な演技と間とやりとりの妙がきちんと評価される大会なのですね。
彼らは同じ演劇ぽいけどラーメンズほど敷居が高くない印象だし、
ラーメンズもよく見るとベタで分かりやすい笑いなので全然敷居高くないんですが)
テレビサイズでもちゃんと売れているし独特な存在ですよね。
10数年前に見た「人を殺して来た設楽が日村にTシャツを返しに来る」というネタが
私が初めて見たバナナマンでしたが、その頃からクオリティは変わってないですね。
ぜひ職人の風格を見せて欲しいものです。
あとはTHE GEESEの聴力検査ネタとか好きなんですが、
同じネタをレッドカーペットでやった時は正直微妙で、
舞台でじっくり練ったコントを地道にやる方が良いのではと思っていたので
こういう大会に残るというのは良いですよね、方向性として。
あとチョコレートプラネットとか引き出し多そうだし見るの楽しみですね。
芸歴19年でバッファロー吾郎が残ってるのも凄いですけどね。
ずっとくすぶっていたTKOもようやく売れ出したりして、
地道に活動していた人が脚光を浴びる様は見ていて励まされますね。
何しろ続けることが大事なのですよね。
生きることもそこでやめてしまったらおしまいです。