私、キングオブコントを視聴

先日キングオブコント2008を視聴したのですが、
何かM-1ほどの興奮は得られませんでしたね。
第1回目ゆえのぎこちなさみたいなのは仕方ないのでしょうか。
セミファイナリストの芸人が審査するというシステムはまあいいとして、
最後に残った2組とファイナリストが口頭で勝者の名を述べるというのは
何だか番組として気が利いてないというか疑問が残りましたけどね。
自分で負けを認める芸人が果たしているのかという話ですし。
事務所の後輩は先輩の名前言うに決まってるでしょうしね。
芸歴19年で「ダイナマイト関西」など新たなお笑いの道を開拓しつつも
全国区でまだ売れてないバッファロー吾郎に日の目を見せてあげたいというのは
事務所も後輩芸人も思っていたことでしょうが、
それが空気として微妙に審査に影響してたような気もしますね。
まあガチとは言いつつもそういう空気はある程度仕方ないような気もしますが。
そこを出来レースだと批判しても発展しないでしょうし。
実際バッファロー吾郎は面白いコントをしていたと思いますしね。
「この人に優勝して貰ったら美しく終わる」的な空気で
残るべき2組が残って勝つべき組が勝ったという感じでしょうか。
ただ私としてはバナナマン優勝でも良かった気もしますけどね。
彼らも優勝すべき存在であったと思います。
ただ彼らの最後のネタは5分で見せ切るネタではなかった印象ですね。
あのネタをフルサイズでじっくりやったらバナナマンが勝ってたと思うんですが。
(1回目の朝礼ネタは見るの4回目ですが今回一番笑えましたね。凄いと思いました)
あとリーグで分ける必要あったのかという気もちょっとしましたけどね。
ロバートのネタは正直バッファロー吾郎のネタより面白かったと思うんですが。
(実際点数では上まっていましたが)
終戦はロバートVSバナナマンでも面白い勝負になったと思います。
コントって事前にがっつり作り込んでくるものだから
その場の雰囲気とかで爆発するものでもなく、
漫才ほど番狂わせとかが起きにくいし、
あとは世界観の好みになってしまうので評価が難しいですよね。
個人的にはザ・ギースとチョコレートプラネットが好きでしたけどね。

あとダウンタウンから振られてちゃんとコメントを返す吉本芸人は凄いなと思いました。
インパルス板倉の「これでヒロシを操ってました」というボケとか、
次課長河本の後輩へのフォローなど流石だなと思いましたね。
浜ちゃんの「お楽しみ会か」などのツッコミとか、
実はそういうやりとりの方が面白かったという気もしないでもなかったですね。
まあ改めて吉本芸人は凄いなという印象を強くした次第です。
劇場持ってるとやはり強いですよね。
まあバッファロー吾郎が優勝したということで
ダイナマイト関西がよりメジャーになれば良いことです。
でも個人的にはメジャーにならなくても良いんですけどね。
そんなことにならなくてもお笑い好きはちゃんとチェックしますからね。
キングオブコントも結局お笑い好き以外にはさほど面白くない番組だったような気がします。
そこが課題ですね。