9年振りのトーン

昨日は私がかつてやっていたバンド各駅停車のメンバーが集まり、
仲間の結婚パーティーで演奏すべく久々にリハをしたのですが、
今回集まったのは(多分)97年から99年まで活動していたメンバーで、
(バンド自体は94年から04年まで活動してたんですが)
全員で演奏するのは9年振りという歴史ありな感じだったんですが、
まあその後もメンバーそれぞれちょくちょく会ったりしてるし、
一部メンバーはその後バンドに戻ったりしてるので(笑)
結構演奏はすんなり馴染みましたね。
くるりSINGER SONGERでお馴染みの臺太郎氏も久々ながら雰囲気変わらずで。
スタジオ3時間取ったのに正味1時間半くらいしかリハしなかったですからね。
あと何やってたかというと早々と切り上げて飲みに行ったという豪快な感じで。
しかも私はスタジオの場所がわかんなくて遅刻して行ったので、
その分リハ時間も短かったですからね。
そのスタジオも何度も使ったことある場所なんですけどね。
何故か場所を見失ったんですよね。
ここら辺だろうと思ってスタジオに向かって歩いてたら何故か墓地に着いてしまい、
メンバーに電話して「墓地で迷ってるんだけどスタジオの場所どこだっけ?」と聞くと、
電話の向こうで「五十嵐さん墓地で迷子だって!」と失笑が洩れ聞こえ、
バンドリーダーの面目が丸つぶれになる瞬間を受話器越しに感じたのですが、
道を聞くとサンクスの近くということで、歩きながらサンクスを見つけた私は
「すぐ行く!」と告げてリーダーの権威を取り戻すべく歩き出したものの
私が見たサンクスは実は別なサンクスで(笑)。
「サンクス違い!」と思った私は再び道を見失い途方に暮れ、
仕方なくそのサンクスの店員に場所を聞いたら実に親切に道を教えてくれ、
そのおかげで何とかスタジオに辿り着いたのですが、
サンクスの店員にサンクスを言うという小さなミラクルをおまけで経験したのでした。
まあそれも良いことなのかどうなのかという感じですけどね。


で久々に全員でリハしたわけですが、
バンドの雰囲気はあんまり変わってなかったですね。
全員明らかに年をとったという違いだけで。
実は今回のメンバー編成でそれこそ10年前に1曲録音した音源があり、
それは当時某コンピ盤に収録されて発売されたのですが、
それがまた「えええっっ!?」とのけぞるほど売れなく、
北京五輪に於けるボルトの走りの如くマッハのスピードで廃盤になったので
中古市場で見つけるのはツチノコを見つけるのと同じくらい困難でしょう。
何だか歴史ありという感じですけどね。


そんなこんなでリハ後軽く飲んで帰ったのですが
みんなPerfumeにハマっている事実が明らかになりました。
臺さんが「多分かしゆかが一番頭良いよね!」と言っていたのが面白かったですね。
ライブ映像見ただけで頭の良さまでわかるんかって感じで(笑)。


まあこうしてたまに集まって演奏すると楽しいものです。
基本バンドは楽しいものです。
老後の趣味にしたいくらいです。
出来る体力があるのかどうかという感じですけどね。
まあ取りあえずパーティーで楽しく演奏したいものです。
サンクス。