ボブ・ディラン、伊丹十三、アレン・ギンズバーグ

ボブ・ディランのドキュメント映画「ドント・ルック・バック」の限定BOXですが。
ブックオフでかなり格安で買いました。
見つけてダッシュでレジに持って行きましたよ。
誰かに買われちゃうんじゃないかと思って。
そうそう買われないだろうと後で思いましたが。
この映画、もう何回も見てるので改めて見るまでもないんですが、
「サブタレニアン〜」のPVは改めて見直してしまいました。
これって世界で一番クールなPVじゃないかしら。
韻てこういう風に踏んで行くんだよという見本みたいな歌詞ですよね。
完全にラップですもんねこれ。
文字を落として行くディランの佇まいの何とかっこいいこと。
この独特のフォント、手書きだと思うんですが凄く良いですよね。
言葉の着こなしがお洒落というか。
単語が何かのメッセージに見えますしね。
伊丹十三氏の明朝体のデザイン文字見た時も見事だなと感心しましたが、
文字も絵と同じでデザインの一環なんですよね。
自分も仕事で頻繁に江戸文字を書くんですが。
この粋なライン考案した人凄いなと毎回書く度に思いますよ。


後ろのアレン・ギンズバーグは何を喋っているのでしょうかね。
「このロケ終わったらホッピー飲みに行かない?」とか
意外にそんなこと喋ってるのかもしれません。


ちなみにこの曲の歌詞で私が好きなのが
「You don`t need a weather man
To know which way the wind blows」という部分なんですが、
言葉末の「うぃんぶろぅ!」がかっこいいのですよねこれ。
風向きを知るのにウェザーマンの厄介になる必要はないのです。