元旦サンドイッチ

みなさんあけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。


そんなわけで元旦早々おめでたい雰囲気の帝国ホテルにてみっちり実演して参りました。
帝国ホテルはハイソなお客様がたくさんいらっしゃいます。
ホテルのカフェラウンジでサンドイッチセット頼むと3675円(税込み)かかったりします。
家族4人で軽くサンドつまむと14700円(税込み)かかる計算です。
吉野家の牛丼なら38杯は食べられるワオ!な金額なのです。
高級とはこういうことを称すのかと改めて感心してしまう額ですね。
サンド自身も「えっ、俺ってそんな高値なの?」と恐縮するんじゃないでしょうかね。
いや、寧ろその高値に胡座かくのでしょうか。
でーん、という感じで。
判断基準に牛丼持ち出す庶民派最前線な自分が寂しいですが、
そんなお高くとまったサンドなんかこっちから願い下げっと大きく出たい節もあります。
そんな2つの自分にまさにサンドイッチです。


ホテルでは毎年賑やかしで我々職人や大道芸人やらが呼ばれるんですが、
楽屋ではみな同じ弁当を食べるのですよね。
またその弁当が絶妙に美味しくない雰囲気を醸し出しているのですよ。
「僕、仕事用に支給されてるんですよ、仕方なく」みたいな風情で。
その風情に胡座かいてないか、君、とつい問いたくなるような感じで。
カロリー高いだろうなーと思いつつ油ものを喰らってしまう自分ですが、
「お百姓様に申し訳ない」的な食教育を受けた私は腹一杯でない限り完食してしまうわけで、
元旦早々何だかなあという感じです。
ぼそぼそと冷たいご飯食べながら
「ああ、09年が始まるなあ」などとぼそぼそと思ったりした次第です。