ギター弾いて、代官山

そんなわけで無事「晴れたら空に豆まいて」でのライブ、終了しました。
ご来場下さった方々、どうもありがとうございました。
今回初披露となる新編成での演奏でしたが、いやー楽しかったですね。
1、アゲハに映る
2、朝顔日記4日目〜雲を視る
3、タンスマウンテン
4、ラブの10月革命
5、西日と君
6、夏でもなく秋でもなく


この日は会場に行く前にまずはマオスタに寄って。
そこでmaoのポッドキャストの収録なんぞを行ないました。
ラジオ好きな私としては前々からmaopodに出たかったんですけどね。
なかなか呼んでくれないなと思ってたので「出して下さらぬか」と石本さんにお願いしたら
「じゃあ今度のライブの前に収録しちゃおうか」ということに相成ったのでした。
曲は何をかけるか問われたので「『夏でもなく』にしますか」と提案したところ、
「『夏でもなく』のデータが見当たらない」とのことで、
なんでやねん、なんでレーベル元にデータが見当たらないねんと思いつつも
「じゃあ生演奏しちゃいますか」と急遽生演奏をその場ですることになったのでした。
おかげで石本さんと私のによるレアな「夏でもなく秋でもなく」が実現しちゃいました。
その後2人で諸々(主にあしたのジョーについてなど)軽快にトークしました。
その全貌はこちらでさくっと聞けます。
http://dtop.in/2009/03/maopod-vol25.html


で、収録後に会場に入り、リハを行なったのですが、
本当はmaopodを収録した後にライブ告知用のチラシを用意するはずが
トーク後くつろいでいるうちにすっかり忘れていて用意出来ず、
急遽その場で私がライブ予定を手書きするという事態に見舞われたのですが、
おかげでこの日だけレアな手書きチラシが実現しちゃいました。
maopodから実にライブ感溢れる流れです(笑)。
そんな感じで本番を迎えた我々、今回はいつものアコギ3本に加えドラムに横山さん、
ピアニカにあぐちゃんという布陣で臨んだのですが、
メンバーが変わると曲の表情も随分変わるもので何だか新鮮でしたね。
会場の雰囲気も音も良かったのでリラックスして演奏出来ました。
横山さんが蝉の声とか虫の声とかを仕込み、
コップをスピーカーにして微かに流したりしてたんですが、
そういう細かい演出がバンドの雰囲気を変えたりするものです。
緊張していたあぐちゃんも良い演奏しておりました。
いやーバンドは良いなあと改めて思った次第です。


この日共演のショピンも良かったですね。
自作だという象の形の楽器とかトイ楽器を駆使しての演奏も楽しいし、
アコギにウッドベースに伸びやかな歌声、
懐かしさが感じられる歌詞の世界観にしみじみ聞き入っちゃいました。
メンバーさんとも終演後色々お話しさせていただき交流しちゃいました。
(曲も褒めていただきましたよ)
今後何か絡んでいきましょうとなりました。楽しみです。


久々に聞いたQuinka,with a Yawnの歌声も素晴らしかったですね。
「ひとりぼっちじゃ賢くなれないよ」という歌詞の歌が良いなあと
彼女に感想を言ったら「あれはHARCOくんの作ですよ」とのことで、
HARCOくん改めて良い曲書くなと感心した次第です。
新編成だというバンドの音も良かったですね。
ぜひまた彼女の歌声を生で聞きたいです。


双葉双一氏は「動く70年代フォーク」といった風貌で、
もはやコントの域じゃないかと思われるほどの美学溢れるキャラが素晴らしかったです。
竹中直人扮する「中津川ジャンボリーくん」を思い出しました。
実際お客さんから野次めいたものが飛んでいたので「中津川再来!」と思ったりしました。
友部正人とかあがた森魚とか好きなんですか?」と彼に問うと
友部正人とかあがた森魚とか好きですね」と言うので
「僕はあがたさんのバックやってたんですよ」と言ったら
「え、本当ですか?」と彼の目がきらりと光っておりました。
いやーかっこよかったです双葉氏。


そんなこんなで出演しながらも客としてすっかり楽しんじゃいました。
我々をイベントに呼んでくれたHさん(イケメン)に感謝です。
ありがとうございますということで。
次回の我々のライブは4月19日谷中猫町カフェ29です。
猫と共に演奏しますのでぜひこちらもよろしくお願いします。
にゃーん。