4月フール、言葉のルール

もう4月なんですか。
どうしたものでしょうか。
早いっすとしか言いようないです。
早いっす。
今日はあちこちで愛嬌のある嘘が世界に放たれたのでしょうかね。
嘘のようなことが本当に起きる時代なのでどこまでが嘘でどこまでが本当なのか
何だかわからなくなってしまいますよね。
それをフールとか言われてもという話で。


ところで人から驚くようなことを言われた際、
「えっ、嘘?」と嘘サイドからリアクションする人と、
「えっ、本当?」と本当サイドからリアクションする人がいて、
これって言われた物事の信憑性によって問いの仕方が多少は変わるのでしょうが、
大抵は何言われても同じリアクションしがちなのですよね人って。
「えっ、嘘?」と言う人はどんな言葉に対しても割と嘘サイドからのリアクションしがちです。
「えっ、本当?」と言う人は大抵本当サイドからリアクションしますね。
友達相手なら「マジで?」とかくだけた物言いすることでしょう。
そう考えると私は本当派ですけどね。
人によっては嘘派もいるでしょう。
これって言葉の意味関係なく口癖のようなもので、
そういうリアクションがその人の定番になっているのですよね。
やたら「うそ〜」とか「うそでしょ、それ」とかリアクションする人と話すと
そんなに私が嘘を言うように見えるのかいと思いがちなんですが、
「それ超ウケる〜」と人の話全部にウケてしまう人と同じでそこに特に他意はないのですよね。
それが相槌になっているだけで。
まあ「嘘?」も「本当?」も真意の程を訊ねている点では同じなんですけどね。
ただ何となく私の感覚では「嘘?」だと人の言うことを疑ってるみたいなので
「本当?」で通したい感じはあるのですけどね。
みなさんはどっちなんでしょうか。


本当から問う人と嘘から問う人との違いはどこから来るのだろうと考察するに
単純に言葉の環境によるものだろうと思うのですが、
若い女子が「超ウケるー」とか言うのもそういう言葉環境によるものなんでしょうね。
誰かが最初に言い出して広まって定着したと思うんですが。
「超ウケるんですけど」とか「けど」が付くパターンとか興味ありますよね。
誰が最初に「けど」を付け足したのかとか。
キングオブコメディの今野の「超ウケるんですけどみたいな、的なニュアンスで」というネタは
「みたいな」を付け足す曖昧さのおかしさへの批評になっているところが面白いわけですが、
あれを当り前の言語としてガンガン使っている層がいると思うと凄いですよね。
凄いですよねみたいな。
的なニュアンスで。


まあ話はずれましたが、
嘘でも本当でも面白いことを追求して新年度も頑張りたい所存です。
みたいな。
的なニュアンスで。