采配新書

何と言うか微妙に寒いです。
もう5月になろうというのにどうしたことでしょうか。
明日からしばらく旅に出るのですが(つっても仕事ですけど)、
半袖を用意していくべきなのか万が一に備え長袖を用意するべきなのか、
旅前にいつも己の中で袖会議を行ない、議論を交わし、調停を結び発令に至るのですが、
まだ袖結論が出されていないのです。
毎年この時期に旅に出る時は大抵半袖を持って行ってると記憶しているのですが、
この寒さで本当に半袖で大丈夫かしらという一抹の不安もあり、
フレッシュなあいつ(半袖)にまかせてみるか、
それとも経験豊富なベテラン(長袖)でいくかという
己の采配っぷりが試される瞬間にひとりあわあわとうろたえています。
寒がりファンタジスタの異名を持つほど寒がることに長けた私ゆえ
袖のチョイスは大事なのです。
負けないこと投げ出さないこと逃げださないこと信じ抜くこと、
それよりも一番大事なのです。
半か長か。人生は二者択一のブルースです。
たかが袖のことでこれだけの行数書いて何やねんと言われればそれまでですが。


新幹線の中で何を読むかブック会議も開かねばならないし何だか旅前は慌ただしいのですが、
いざ段取り立てて臨んだ時に限って爆睡しちゃって、
「1ページも読みませんでした」というのはよくあることで。
読みもしないハードカバー本が重たくて
「こいつ連れてこなきゃ良かった」状態になるのも困るし、
なかなか本のチョイスも難しいのですよね。
フレッシュなあいつ(まだ読んでない新刊)にまかせてみるか、
経験豊富なベテラン(何度も読んでる愛読書)でいくかという
己の采配っぷりが試される瞬間にひとりあわあわとうろたえています。
人生は二者択一のブルース。
まあそんなのどうでも良いよと言われればそれまでですけどー。