私、4月の淵に居て

今日で4月も終わりなんですか。
何ということでしょう。
少々時の経過が早過ぎやしませんか。
フロント(どこの?)に電話してあと5日ほど延長して貰いたいくらいです。
4月延長。
4月31日から4月35日までののりしろのような日々。
暦に載ってない5日間。
何と魅惑的なことでしょう。
まああったとて誰とも会う予定はないですけども。


そんなわけで私はまだひとり伊勢にいます。
泊まってるホテルには温泉があるので折角だから毎日入るわけなんですが、
いかんせんいつも混んでいるのが難点なのですよね。
積極的に見たくないもの、それはおっさんの裸。
と声高に述べたいくらい複数のおっさんの裸が視界を横切るのです、入浴中。
おっさんの裸アフターおっさんの裸という感じで。
またはフロムおっさんの裸トゥおっさんの裸という感じで。
んもうおっさんの裸なんか見たくないようーとじたばたしたくなるのですが、
じたばたしてると「世紀末が来るぜ」とシブがき隊に怒られるので
仕方なくおっさんの裸に囲まれておとなしく入浴しています。
噂では女湯にはおっさんの裸がないと聞きます。
女湯ってその点に於いて良いなあと思う次第です。


ところで関係ない(少し関係ある)話ですが「おっぱいバレー」という映画がありますね。
あれは主演綾瀬はるかという時点で「嗚呼、おっぱい出ないんだな」と
即座に映画内おっぱい不在を確信してしまうのですが、
これが例えば主演井上和香とかだったら「ひょっとして素敵なサムシングが?」と、
仄かな期待が発生するんじゃないかと思うんですが、
それって女優としては良いことなのか良くないことなのか判断が難しいですよね。
綾瀬はるかにとっても井上和香にとっても。
あの映画見る人は窓口で「おっぱいバレー大人1枚」と告げなければいけないわけで、
何だかなあと思ったりします。
そんなことをおっさんの裸に囲まれて考えたりしています。
他に考えるべきことはたくさんあるだろうに。
何だか残念な4月の終わりです。
延長しなくて良いのかもしれませんね。