アニメいずめんと@ノースカロライナ記 4

そしていよいよコンベンションも3日目ということで。
最終日です。
この日は講演の予定もなかったので
ディーラーズルームというところで張子の販売のみさせていただきました。
ルームとか言いつつビッグサイト並みにでかい会場だったですけどね。
そこには数々のオタクショップが出店してて。
日本のアニメの本とかDVDとかフィギュアとかポスターとかわんさか並んでて
本当に中野に来たみたいな雰囲気でしたね。
ゴスロリファッションの衣装なんかも売っておりました。
今回パンフレットに顔写真も載ってるし開会式にも壇上にいたせいか
コスプレしたお客さんに写真やサインを求められましたが、
松山ケンイチそっくりな子がデスノートを持って来て
「ここにサイン下さい」と言って来たのには笑いましたね。
死んじゃうじゃんそこに書いたら!という感じで。
まあ書きましたけどね。
いやーアメリカのオタクと触れ合うことが出来て楽しかったですよ。
ところでコスプレといえばスタッフのRさんがメイド服とかセーラー服とか着て
スタッフルームうろうろしてる姿にはちょっと正直萌えてしまいましたね。
妙に似合ってて。
自分にそんな感覚があったとはという感じですが。
ちなみに通訳のD氏に「萌え」って英語で何て言うのか問うたところ、
「うーん難しいですけど『exciting』ですかね」とのことでした。
何かそれだとしっくり来ないような印象ですけどね。
もっと奥ゆかしい日本人的なサムシングが欲しいところですが。
何でしょう、一句詠むとか書をしたためるとかそんなのでしょうか。
って誰に答えを求めているのかという話ですが。


で、午前中いっぱい販売をしてその後荷物を撤去して。
午後からは中尾氏と通訳のNさんと一緒に会場を抜けて
今度はまた違うスーパーに買い物に行きました。
カーロス・リベラとお買い物。
何ともある意味excitingじゃありませんか。
スーパーへは車で行ったんですが途中でいきなり豪雨に見舞われて。
もう半端ない勢いの雨なのですよねそれが。
バケツを引っくり返したような感じで。
うわこりゃ凄いな傘持ってないけどどうしようとか思ってたら
ある一定の場所を過ぎたら嘘のように晴れて。
雨の降るエリアと晴れのエリアがくっきりと嘘みたいに分かれているのですよね。
不思議な天候だなと思いました。
中尾氏はカーロスのようにお洒落で優しい方ですっかり感動してしまいました。
今後はバイキンマンも違う目で見てしまいそうです。


で、会場に戻って来て今度は閉会式に出席して。
開会式ではだるまに片目を入れたんですけど
閉会式ではもう片方の目を入れて両目が目出たく開きました。
中尾氏に全部目を入れていただきたかったのですが
途中で私の方にもだるまが回って来てしまい、
私が全部入れちゃったらいかんだろうと思い
ちょっとだけ描いてすぐ隣のアメリカの声優さんに回しました。
結果、日米共同のだるまが出来て良かったように思います。
アメリカの声優さんもまさか人生に於いて
「だるまに目を入れる」という行為を行なう日が来るとは思わなかったことでしょう。
ノースカロライナにだるまが降臨した日。
良い記念になったんじゃないでしょうか。


その後は打ち上げということで出演者やスタッフさん大勢で
中華のバイキングへ赴いたのですが、
ここはアルコール類を一切出さないお店とのことで、
飲みたかった私は「え〜」といいともの客のようなリアクションをしたのですが
誰も聞いてなかったので仕方なく無言で中華を喰らいました。
そんなたくさんは食べられなかったですけどね。
周囲のアメリカ人はがつがつデザートまで食しておりました。
彼らのビッグサイズの体型ならさもありなんと思いましたけどね。
なにしろアメリカ来て思ったのは「このまま永住したら確実に太る」ということで、
まさし風の胃袋では太刀打ち出来ぬよなあと思いましたね。
みそ汁つかないとやっぱり。
まさしもCMで言ってるように。


で、ホテルに戻って案の定(笑)中尾氏と通訳のNさんとDさんとで飲み直しました。
中尾さんのベテランの声優さんならではのお話が大変勉強になりました。
今回こういうお話が個人的に聞けただけでも来て良かったなとか思いましたね。
で、結局深い時間まで飲んでようやく部屋に戻りました。
明日の朝5時半起きで帰国の途に着くのですけどね。
まあどうせ時差でよくわからない睡眠サイクルになってるので大丈夫なのです。
こうしてアメリカでの最後の夜が終わりました。
あとは飛行機乗って帰るだけです。