キャッチする耳、青山にて

青山Rinにお越しいただいた方々、どうもありがとうございました。
普段あんなお洒落スポットで仕事する機会ないので新鮮でした。
あそこって中小企業支援のために行政法人が運営してる建物だそうで、
伝統工芸を広めるためのセレクトショップなんですよね。
それがあんな隠れ家的な路地にあったらあんまり意味ないだろうと思ったりしたんですけどね。
そんなので支援になるのかって感じで。
誰がどういう目線でセレクトしてるのって話ですし。
必要以上にお洒落なデザインも何だかなーという感じで。
伝統工芸って庶民の生活に根差したものだと思ったりもするんですが。
まあ青山という土地柄ですかね。
いつもお世話になっている箸専門店の銀座夏野さんの青山店が近くにあり、
そこのスタッフさんが入れ替わり立ち代わり遊びに来てくれたので嬉しかったです。
まあそれだけでも良かったかなと。


会場では一日中アンビエント系の音楽が鳴ってて、
たまにジャズ風味の曲とかヒップホップ系の曲も流れてて、
こんな有線があるのかと思いながら聞いてたら
ピアニカとガットギターの哀愁漂うダブっぽい曲が流れて。
それがすんごい良かったので「うわ,この曲欲しい!」と思って
曲名わかんないかなと思って店の人に聞いたら有線じゃなくてCDだというんですね。
誰のCDかと問うと色々な曲を集めたCDが毎月送られて来て毎日それをかけてるそうで。
その曲目リストを見せてくれと頼んだらリストなしで盤だけ送られて来るというのです。
その盤はどこから来るのだと問うとそういう業者さんがいるそうなんですね。
店内BGMを提供する業者さんが。
ジャスラックに登録されてるものはかけられない都合だとか何だか言ってましたが。
「じゃあかかってる曲名全然わかんないんですか」と聞くと「わかんない」とのことで。
「毎日聞いてて誰の曲かとか知りたくならないんですか」と聞くと
「音楽なんて今まで気にしたこともありませんでした」とか言われて。
普通の人はそんなものなのかと少々がっくりきた次第です。
きみの耳は普段一体何をキャッチしてるんだよう、そのふたつの耳はよう、
と朝まで説教してやりたい衝動に駆られましたがそんな暇ないのでやめておきました。
まあ所詮BGMなのですよね。世間にしてみれば。
あのピアニカとガットギターのダブ、誰の曲だったんでしょうか。
しょうがないからああいう曲、自分で作ろうと思いました。
しょうがないからという理由で曲が生まれる場合もあるのですね。


ところで来月、ゴメス山田氏のライブにゲストで出ます。
GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学 vol.24〜mid-summer travelogue”
2009年8月15日(土)/8月16日(日)
各日とも前売¥3,500(1ドリンク代別途)
<DAY1(8月15日)>
開場18:00/開演18:30
出演;山田稔明 with his friends
<DAY2(8月16日)>
開場17:00/開演17:30
出演;山田稔
『pilgrim』発売と各地ライブツアーに明け暮れた2009年上半期を
振り返りつつ、これから先の旅の目的地を再確認する2日間です。
たくさんの歌とおしゃべりと映像、抱えきれない思い出話とともに。
初日はゲストミュージシャンを迎えての貴重な“pilgrim ”session!
2日目は山田稔明ソロセットで上半期総括的なステージにご期待ください。
※7月20日(月祝)22:00〜
オフィシャルサイト特設メールフォームにて入場予約受付開始
http://www.gomesthehitman.com/live/order/200908kagaku24.html

会場:恵比寿天窓switch
http://www.otonami.com/ebisu/news/


1日目に出演します。
カスタネッツのドラムの方他,色々ゲストが出るそうです。
チケット、今日の22時発売だったんですがすでに売り切れたそうです。
凄いですね!
ただ今キャンセル待ちを受け付け中です。
もしくは私にメール下さい。
よろしくお願いします!