私、関西にて担う

今日から仕事で兵庫の川西というところに来ています。
何年か前にも来たことあるんですがどんなところかすっかり忘れていまして。
確か大阪だったよなあと思っていて周囲の人にも「大阪行くのです」とか告げてたんですが、
いざ住所見たら兵庫だったのでした。
己のざっくり過ぎる認識に驚いた次第です。
泊まるホテルが十三にあるので大阪だと思い込んでたのでしょう。
電車で十三から川西まで通うのです毎日。
電車内では当たり前ですが関西弁が飛び交っています。
「何でやねん」とかつい私もご陽気に言ってしまいそうです。
エスカレーターはみな右に寄るのです。
その模様を見ると関西に来たなあと思います。
十三は風俗と飲み屋ばかりで治安悪そうな街並みですが大阪ぽくて活気ある感じです。
さっきもおっさんの「くおらぁ！」という怒声が飛び交っていました。
怒声を活気と呼んで良いのかどうかという話ですが。
東京からの移動中にも「新幹線なう」とか「梅田なう」とかツイッターに書こうと思ったのですが、
そんなこといちいち報告するのも何だなと思い書かず、
「重大な責任をになう」とか「長年の夢がかなう」とか「美しき青きどなう」とか
なうで韻を踏んでみたりしているうちに大阪に着きました。
途中名古屋から乗って来た若い女子が私の隣で３分に１回の割合で鏡を見ては前髪をせっせと手で直しているので
そんなすぐに乱れないでしょ！と注意したくなったですが、思春期だからしょうがないのかと思ったりしました。
思春期が前髪を直しているのですあれは。
直したところで特に変化はないんですけどね。
前髪の２、３ミリの移動。
それで恋がかなう。
ならば良いんじゃないのと思ったのです。
私は１週間ここにいます。
仕事をになう。
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