思想、傾斜を滑る

スキーに出かけると思しき若者が板と共にバスに乗り込む光景を目にし、
今が真冬であることを改めて認識する次第ですが、まだ1月なんですよね。
これから本格的に寒い2月がやって来るのかと思うと身が引き締まる思いです。
寒さとの闘いはまだ続くのですね。
しかし寒い時期にあえて寒い土地へ赴き目を疑うような派手な服に身を纏い、
一定の傾斜のある山へ登り2本の板に乗り雪上を重力に従い高所から低所へ移動するという行為に
何の喜びも見出せぬ自分としてはスキーに出かける若者の気が知れぬ、
あれのどこが面白いのか私に簡潔に説明してくれと
手塚治虫先生が少年マガジンを片手に編集者たちを前に「巨人の星」のページを指差しながら
「これのどこが面白いのか説明してくれ」と述べたらしいという都市伝説を思い出しながら、
そのテンションを模倣しながら声高に世間に述べたくなる私ですが、
スキーに出かける人が世の中にこんなにもいるのだからきっと面白いのでしょうね。
私に理解出来ないだけで。
聞くところによるとゲレンデが溶ける程恋したいとか本気で思ってる輩がいるらしいですね。
スキー場というところには。
恐ろしい世界です。
「絶好調真冬の恋」とか朗々と歌っちゃう人のテンションにも圧倒されてしまう気弱な私がいます。


ところでテニスコーツ植野さんが前にブログで書いてた
ギターのバグダッドチューニング(BAGDAD)を早速真似して曲を作ってみたんですが、
それが当の植野さんに伝わったらしく「聞いてみたい」とか書かれてたんですが、
お前俺のアイデア使っておいてそれかと駄目出しされたら嫌だなあとか
ぼんやり思っている気弱な私がいますよ(笑)。
パステルズとテニスコーツのライブを日本で見たいなと予々思っているんですが。
実現しないんでしょうか。


それにしても日が長くなりました。
この調子で早く春が来ないものでしょうか。