サンカンシオン

ここ数日、妙に生温かい空気が感じられ、すわ春か?などと
デート前日の乙女の如くそわそわしてしまった私ですが、
いよいよここに来て冬も終焉に向かっているのでしょうかね。
もう2月も終わりですしね。
三寒四温と言いますが、暖かくなって僕らは薄着で笑っちゃう(by清志郎)と油断してると
急に寒さが舞い戻って来たりするので気を付けなければなりません。
寒さ舞い戻り禁止条例なんてものを発令したい衝動に駆られたりもするのですが、
そんな権力を持ち得ていないもので成し得ないのです。
持ち得たいものです権力、成し得たいものです条例発令。
寒さを絞殺し鉈でバラバラに切り刻みどこかに穴を掘って深く深く埋め、
永遠の暖かさを獲得したいという野望を抱きつつも舞い戻る寒さに毎度かるーく屈してしまう私です。
そんな状況嫌だわとくねくねしてみせたところで。
事態はそうそう変わるものではないのです。
早く暖かな確実なる春が来ないものでしょうか。


そんな状況の中ですが、私はひっそりとレコーディング作業を開始しました。
今はメモのようなデモを作ったりして様子を伺っているところです。
しかしいざ開始したらマイクの調子が悪いという不測の事態に見舞われました。
ブツブツとノイズが入るのです。
日頃ブツブツとツイッターで呟いてるせいでしょうか。
どうせなら四ツ葉のクローバーを見つけるとか茶柱が立つとかの幸福に見舞われたかったところを。
不測の事態よ、なぜ私を見舞うのか、そしてマイクよ空気を読み給えと、
天を仰ぎ嘆き悲しんだりした後あれこれやってたら直りましたが。
機材は人間と同じでたまに不機嫌になったりするので対処が大変です。
「機嫌直してよ、チョコレート買ってあげるから!」とか
甘いもので釣ろうとするのですがチョコ如きでは乗らないのです。
こうなると酒の席でも設けないと駄目でしょうか。
「社長、良い音で録っていただいて感謝ですよ〜」などとヨイショしながら酌をして。
そんな接待嫌だわとくねくねしてみせたところで。
事態はそうそう変わるものではないのです。
どうしたものでしょうか。
まあ頑張らなくてはならないでしょう。
19歳の女の子が世界を舞台にあれだけ頑張ったのだから。
三寒四温という言葉は韓国語のように聞こえます。
サン・カン・シウォンみたいな。
日本語で「春はもうすぐ」という意味らしいです。
もし本当だったら素敵ですね(笑)。