アメリカの夜

で、コンベンション最終日は飴細工の講演を行なうはずだったんですが、
現地郵便局が荷物をひとつ届け忘れるという不測のトラブルが起き、
急遽張子の講演2回目に差し替えられることになりました。
何たるトラブルなのかと落ち込んでいたところ
通訳Nさんの旦那さんが「どうしたんだい?」と声をかけてくれ、
その優しさに思わず乾杯したくなったのですが、
昼間だったのでコーラを掲げぐびぐびと飲み干した次第です。
こういうことって起きるのですね。
まあそんなトラブルを経ての2回目も何とか無事終了しまして。
通訳のNさんと旦那さんのナイスサポートのおかげですけどね。
今回は漢字の表も持参して行ったのでそれも役に立ちましたね。
何とか終えることが出来て良かったです。
その後閉会式だったんですが、今回の入場者数はほぼ7千人だったそうで。
凄い数だったんだなあと改めて大会の規模に驚いた次第です。
閉会式で司会をしていた方に「fwjの曲をネットで聞いたよ」と声をかけられ、
「僕はベル&セバスチャンが好きなんだ」とか音楽談義が出来て楽しかったですね。
まあそれもNさんに通訳してもらいながらだったんですけどね(笑)。
談義くらい英語で直接出来ないとなあと語学への情熱が一瞬頭を過りました。
まあ過っただけですけどもね。
閉会式の後はスタッフさん(総勢100人くらいでしょうか)も含め
大勢で打ち上げを行ないまして。
日高さん、井上さんとも色々お話ししていただきました。
「タッチ」の話とか貴重なお話を聞けて嬉しかったです。
漫画家のさいとうちほさんとも貴重なお話をさせていただきました。
さいとう先生、とっても綺麗な方でしたよ。
その後も関係者さんたちと飲んだのですが
私は次の日早朝4時出発だったので早めに切り上げて寝ました。
こっちでの朝4時って日本時間何時だろうとかごちゃごちゃ考えつつ。
3時半くらいに起きて控え室行ったら
日高さんと井上さんがちょうど寝るところでしたけどね(笑)。
それから空港まで送っていただき、無事飛行機に乗ることが出来ました。
が、朝7時に中継地のワシントンに着いたは良いけれど
成田行きの飛行機が何と12時半フライトで。
どんだけ待つの?と時計を見ながら途方に暮れまくったのですが、
持参して来ていた山下洋輔氏のエッセイを読みながら時間を潰しました。
2回くらい読み返しましたよ(笑)。
そしてようやく成田行きに乗り込みまして。
エコノミーが満席ということでビジネスに乗せてもらうという
ラッキーな裏技によりゆっくり寝て帰れました。
12時間同じ飛行機に乗るというのにも少し慣れましたね。
成田に着く前くらいに機内放送の落語を聞き始めたら
ちょうどオチのところで放送終了になってしまい、
え、今のオチは?と大事なところを聞きそびれてしまいました。
まあ落ちなくて良かったですけどね。
飛行機だけに。
そんなうまいこと言ってオチにかえさせていただきます(笑)。
関係者各位様、お疲れ様でした。
ということで。