代官山ブルーデイ

先日は代官山にやくしまるえつこd.v.dのレコ発を見に行って来ました。
イトケンさんに「見たいなあ」と言ったら「来ちゃいなよ」と誘っていただいたのです。
まったくもってありがたいお話です。
当日少し遅れて会場のunitに着いたらすでに中は超満員で。
かなりの動員っぷりでしたね。
そんなラッシュ時の電車の中の如き様相の会場後方部でモニター越しに
まずは共演の砂原良徳氏のライブを堪能したのですが、
攻撃的かつソリッドなビートと上品な装飾音の織りなす音世界に
気持ち良く揺られてしまいました。
去年ワールドハピネスで聞いた時のことを思い出しつつ。
曲名わかんないですけど工場みたいな映像の曲のリズムがバキバキしててえらいかっこ良かったですね。
最後にはやくしまる嬢をボーカルに迎えた「神様のいうとおり」も披露してくれて。
四畳半神話大系」を毎週見ていた私としては嬉しい選曲でしたね。
作詞のいしわたり淳次氏もギターで参加というサプライズもあり。
この1曲のためにわざわざ来たというのが素晴らしいじゃないですか。
良いものを見た!としみじみした次第です。
しかし私の目の前で見ていた青年が満員にも関わらず大きなリュックサックを背負ったままで、
それがガンガン後方に立つ私に接触して来るという無法っぷりを発揮していたので
「きみリュックを降ろしたまえよ満員の電車内に於いては」という意味で
こなきじじいの如くリュックに体重をかけるというプレッシャーを後方より与えてみたのですが、
先方はその重みもナイスなグルーヴに変換し踊るという前向きさで返答して来たので、
気が付かないならまあ仕方あるまいと途中でこなき作戦を諦めるに至ったのですが、
ああいうのは何なのですかね。
リュックを背負い続けないと死んじゃう病気に冒されているのでしょうか。
ああいう迷惑な輩は後日夏風邪をひいて会社を2、3日休むくらいのダメージを負うが良かろう、
というプチ呪いをかけておいたので今頃寝込んでいるはずです。
お大事にしなさいね。
そんなこなき作戦を経て疲労した私を楽しませてくれたのがこの日のメインのやくしまる&d.v.dで。
アルバム8曲しかないけど曲足りるのかしらと思ったら新しい曲なんかもありましたね。
ツインドラムの織りなす変拍子に少女のようなロボットのようなやくしまる嬢のウィスパー、
言葉遊びに満ちた歌詞にポップでカラフルな映像。
かように奇妙かつキュート過ぎるサウンドがあろうかとすっかり胸躍ってしまいました。
いつの間にかリュック青年もいなくなっていましたし。
やくしまる嬢は周りを透明なアクリル板で囲っておりましたが、
やはりドラム2台とウィスパーボイスではPAのバランスが難しいのですかね。
ドラムの音も割と控えめに聞こえましたね。砂原氏の後だと特に。
まあイトケンさんて普段からそんな爆音で叩かないですけどね。
やくしまる嬢の朗読ものとか良かったですね。
私も今朗読ものを作っているので朗読ものが気になるんですよね。
ヤンさんも朗読してましたが。
久々にジマニカさんのドラムも堪能出来て良かったです。


会場では山田氏やライターの土佐くんやドラマーの臺太郎氏など知り合いに多く会いました。
臺太郎氏の弟の次郎くんにも10年振りくらいに会いました。
土佐くんも臺さんも私の元バンドメンバーなんですけどね。
こういう現場で未だに会うんだなという感じでしたね。
臺さんはというと相変わらずテンション高かったですね。
私は挨拶後すぐに帰ったのですが臺さんはあの後憧れのやくしまるさんと話せたんでしょうか。
スチャのボーズ氏とか有名なミュージシャンの方もたくさん来てましたね。
さすがに気軽に話しかけられなかったですけどね。
そんなこんなで帰る頃にはすっかりリュック青年のことなど忘れてしまいました。
今ブログ書く際に思い出しましたけど(笑)。
自分のレコーディングも頑張らなあかんなーとなぜか関西弁で決意を新たにして帰りました。
夏の思い出また作っちゃったなあという感じです。
8月はまだ始まったばかりです。