8月、夕景待ち

8月の歩みは早いですね。
ぼんやり立ち止まっていたら置いてかれてしまいそうです。
夏は短いのです、容赦なく。
この頃は一日の終わりに句点を打つかのように空が見事に夕焼ける様を眺めています。
先日飲み友の藤田くんと軽く夏飲みしたのですが、
夏空ロケーションだけでビール3杯は余裕でいけるよねという話で盛り上がりました。
ふたりとも夏空好きなのです。
ファンクラブに入ってきゃあきゃあ追っかけしちゃうくらいの愛好っぷりです。
まあ実際にきゃあきゃあ言って追っかけはしませんけどね。
夏空なんぞにファンクラブがあるのかどうかもわかりませんし。
今回は飲み始めた頃にはすでに夜になっていたので夕焼けは見られませんでしたが、
代わりに夜の川の光景を見ながら飲むという作戦を遂行しました。
都会の川って何か良いんですよね。
ネオンの光が川面に揺れるゆったりとした反復の中、たまに風でざわざわと波立ったりという。
ディレイで光を飛ばしたり抜き差ししたりしているかのような感じが良いのです。
川ダブとでも称すれば良いのでしょうか。
風景も一緒に飲んでるようで良いのですよね、夏の屋外飲み。
夏の夜の川はおすすめです。
フェスに行く余裕はありませんが、
日常の隙間でそのような個人フェスを開催しています。
まあ単に飲んでるだけじゃないかという話ですけどね。
ハイボールとか氷結とかそういう缶を片手に。
そんな8月ですが、レコーディング作業を頑張ろうかと思っております。
何だか毎年夏にレコーディングしてるような気がします。
夏は良いですね、切なくて。
真島昌利の「夏のぬけがら」を聞きながら夕焼けを待ちたいと思います。
ビバ夕焼け。