8月の終わりのスウェット

一応夏のお洒落着であるところのTシャツもこの暑さではすぐに汗びっしょりになり、
ただの汗拭きタオルと化してしまうのが何とも残念でならないわけですが、
このぐっしょりとシャツを濡らす大量の我が汗を何とか再利用出来ぬものか、
例えばこれで発電し、車を走らせ、そのまま旅に出て素敵な夏の思い出を作る、
なんて素敵な展開にはならないものかと夢想したりもするのですが、
汗はただだらだらと流れ行くのみで何も生まないのです。
汗がそのまま貨幣に変わるのなら今頃世界中の人が大金持ちなのに。
汗と涙の結晶なんて言葉がありますが、
夏の汗の結晶はアイスやビールやかき氷となって我々の前に現れている気がします。
そんな結晶で良いのかという感じですが。


そんな夏ももう終わりかけていますね。
9月に入ってからも残暑が続くんでしょうけどね。
8月の終わりに汗を流しながらレコーディングしたり曲を作ったりしています。
あとぽつぽつと言葉を書いています。
音楽に添えるものとして。
花を添えるみたいな感じで。
どの花とどの花を一緒にするのか花瓶に配置しては抜き差ししている感じです。
水をやらないとな、と如雨露を手に窓の外を見やると夏の青い空で。
そして灼熱の太陽の光で。
汗の結晶をつい欲してしまう私がいるのです。
困ったものです。
村上春樹風に言うとやれやれ、です。
別に村上春樹風に言わなくても良いんですが。