味の音

気が付けばもう10月も半分以上過ぎてしまいました。
時の経つのは本当に早いものです。
あっという間に1週間とか過ぎてしまうんですもの。
え、もう安住紳一郎の日曜天国の日なの?と、
かつての同級生の喋り声によって1週間の経過を知らされています。
この頃はみっちり仕事をして終わったら曲作りと録音をみっちりするという
とにかく何かをみっちり作っている日々です。
件の映像作品の劇伴ですが、絵コンテ見ながらシーン毎の曲調を考えてあれやこれや試しています。
映像自体まだ上がってないので画を想像しながら創造するという以前にもやったパターンです。
締め切りに果たして間に合うのだろうかというプレッシャーの中を泳ぎながらの作業です。
何泳ぎかと問われれば平泳ぎで。
溺れなければ良いのですけども(笑)。
曲によっては次の自分のアルバムにそのまんま流用しようという姿勢ですが、
そのアルバムの曲の方の録音もやんなきゃなあという気持ちも同時にあるわけで、
とにかく次々に曲をドロップせよという誰だか知らないけど誰かからの指令だなと思い、
その指令に従うべくせっせと作っています。
こちらの映像作品の方は年末にDVDで発売される予定です。


そんな日々ですが来月12日にはライブもあるのでそれに向けてリハもしています。
今回はベースに元サンガツの鎌田氏をメンバーに迎えて7人編成で行なう予定です。
昨日もリハだったんですが、なかなか面白い感じになっています。
鎌田氏は私のかつてのバンドメンバーと昔一緒にバンドをしていて、
今も私のかつての(別の)バンドメンバーと一緒にバンドをしているという、
私のかつてのバンドメンバー達とやたら縁がある人です。
イコール私とも縁があるということじゃないか、という解釈で今回お誘いした次第です。
(勿論そんな理由だけじゃないですが)
そんな鎌田氏ですが、昨日がリハ日であることを忘れていたようで、
途中で電話入れたらようやく気が付いたらしく、
スタジオに「恐縮」の二文字を体現しながら遅れて現れたのですが、
「今まで何してたんですか」と問うと「料理をしていました」とのことで、
料理を中断してリハに合流してしまって彼の家の食卓は大丈夫なのかしらと
完成に至らぬ料理と放置された食材の寄る辺なさにふと想いを馳せたりもしたのですが、
リハの間に味が良くなることもあるであろうと勝手な判断をし、みっちりリハした次第です。
今回の件でバンド内では鎌田氏には「料理人」というイメージが定着しました。
今後はクックカマダという名前でも彼に授けようかと思案しているところです。
語呂的にキャンドルジュンみたいで微妙ですけどね。
次回ライブ、彼のベースという調味料がどんな味を加えるのか、
クックのクッキングの腕にぜひご期待いただきたいところです。
芸術の秋、食欲の秋ということで。


11月12日(金)代官山晴れたら空に豆撒いて
「 PATH -mao8th anniversary 2days- Acoustic Night」
出演:KURIWATAHASHI / fishing with john / 中村好伸 / ゲスト:NRQ 
開場18:30 開演19:00
前売2500円 当日2800円(drink別)
大学生は1500円(drink込/要学生証)、高校生以下無料(要1drink、学生証)