7月の模様

7月になってしまいました。
この時の経過の早さたるや。
もう1年も半分終わってしまったということですもんね。
何たることでしょうか。


それにしても夏の日の夕暮れというのは実に趣のあるものだなと
まだ梅雨も明けていないのにその情緒を存分に味わっている私なんですが、
眩しい西日から夕焼けに移行し空気もようやく涼しくなって来て、
さあ夜の到来という辺りの空模様を見ていると
その色合いの美しさといい夏独特の空気感といい思わずしみじみしてしまいますね。
昼間の暑さもこれのための前振りと思えば我慢も出来るものです。
今日みたいに夕立を挟んで一気に涼しくなる感じもまた良いものです。
まあ突然ざあっと降られると困りますけどね。


ここ数日の猛暑でもまだエアコンを稼働させていないんですが、
今のところ何とかなっています。
もっと暑い瞬間にエアコンは取っておきたいの〜と
斉藤由貴の「卒業」の節に乗せて歌ってみたりしています。
歌のセレクトは季節外れですが。
冷たい人と言われそう〜という感じで涼しい顔で過したいものです。
何となくこのままエアコンレスで過ごせるような気もしています。
五十嵐を暑がらせる会などの団体が発足されれば話は別ですが。
今のところそのような団体の存在は確認されていませんし。
まあこれがずっと継続すればわかりませんけどね。
取りあえず節電モードで扇風機の前であ〜と声を投げかけたりしています。
ビブラートのかかったあ〜の向こうに本格的な夏が待っているのです。
しかし電力というのは本当に足らないんでしょうかね。
日本の各地方の電力会社同士で電気をシェア出来れば問題ないんでしょうけどね。
そういうの出来ないシステムになっているらしいですね。
ヨーロッパでは国をまたいで電力をシェアしているというのに。
ちょっと醤油切らしちゃったからお隣さん貸して、
みたいな文化こそ日本らしいと思うんですが。
まあ取りあえず7月ということで。
夏仕様で駆けていこうと思います。
自分のペースで、ですけどね。


「自転車のサドルを高く上げるのが夏をむかえる準備のすべて」(穂村弘