(恋は)百年戦争

もう3月です。
弥生です。
早いのです。
色々本腰入れて頑張らないといけません。
シッポにまた火をつけないといけないですね。
ウディ・ガスリーの如く。


昨日はバンド時代のスタッフM嬢から飲もうよと誘われ、
久々にバンド時代の仲間と酒を交わしました。
元ドラマーの臺太郎さんと同じく元ドラマーの横山さんと。
まあ横山さんは今はfwjのドラマーなので普段から飲んでるんですけどね。
歴代のメンバーや当時周辺にいた人たちの近況をM嬢から聞き、
音楽をやめた人もいればまだ続けてる人もいれば
結婚した人もいれば仕事をがらりと変えた人もいて、
人生色々だなとしみじみした次第です。
楽しくお酒を飲んで良い時間を過ごせました。


臺さんは今は主に相対性理論やくしまるえつこさんの追っかけをしていて、
かなり初期の段階からライブを欠かさず見に行って、
彼女関連の商品は必ず買うという姿勢を貫いているそうで、
昨日の話題もメインはやくしまるさんでしたね。
やくしまるでこんな酒が進むことがあって良いのかという感じで。
彼女が手がけた山Pのシングル「愛、テキサス」も発売日に買いに行ったとのことで、
「山下のポスターも貰ったけど貼らないなーと思って」と言っておりましたが、
アラフォーのおっさんが山Pのポスターを持ち帰る様を想像するとなかなかなものがありますね(笑)。
前にやくしまる嬢がゲストで出るということで「五十嵐見に行こうぜ」と彼に誘われ、
ジム・オルークバンドの公演を一緒に見に行ったことがあるんですが、
終演後にライブを肴に飲む気満々でいた私に向かって
「ごめん、この後やくしまるさんのラジオがあるから俺帰るわ」と言い放ち、
その場でさっさと帰ってしまった時は「どんだけー」と思いましたけどね。
ライブに通ううちに「毎回彼女と3、4回は目が合うようになっちゃって」と
語っておりましたが、確かに臺さんみたいなヴァイヴを放つおっさんが客席に毎回いたら
「あれ、あいつまた来てる」くらい思うのかもしれませんが。
目が合うという認識はポジティブに過ぎやしないかと思うんですけどね(笑)。
同じく彼女のライブに毎回来ている男がいるらしく、
臺さんも毎回行くので「あれ、あいつまた来てる」と認識するようになったそうですが、
決してお互い話しかけたりしないそうなんですね。
地方でライブがある時は遠征もするそうで、
茨城に見に行った時は何と臺さんの隣にその男が座っていたらしく、
隣同士で仲良く見た後に泊まったホテルにも何とその男がいて、
「同じホテルだったのか!」と思いさすがにその時は話しかけたそうなんですが、
相手があまりに素っ気なかったそうで、連絡先を交換などの交流はなかったらしく、
その後も「あいつまた来てる」みたいなドライな関係を保っているそうです。
相手の人もツイッターなどで「あいつまた来てるなう」とか呟いているのでしょうか。
これが女子だったら「あなたもやくしまるさん好きなんですか?」などと盛り上がり、
そこから恋が生まれる可能性もあろうものを。
男同士だと「お前にやくしまるは渡せん!」みたいなライバル関係になるんでしょうか。
そもそもやくしまるさんは臺さんのことを認識してるのかと問うたら、
「会って自己紹介はすでにしてある」とのことで。
前に私が相対性理論d.v.dを見に行った時に終演後にイトケンさんに挨拶しようと待っていたら
見に来ていた臺さんもなぜか関係者然として私の隣で待っていて、
私はイトケンさんに挨拶してすぐ帰ったんですが、
臺さんは果敢にもその後も残って出て来たやくしまるさんに話しかけ、その熱き想いを語ったんだそうで。
その行動力凄いなと感心した次第ですが。
「そういえば彼女フィッシュマンズのライブにも参加してたね」と話を振ると
「あのライブDVDが動く彼女を見られる唯一のアイテムだから欲しいんだよね」とのことで、
フィッシュマンズのライブをやくしまるメインで見る人も珍しいですが、
「動くやくしまるを見られる唯一のグッズ」として認識する目線があるのかと驚いた次第です。
「ネット通販のやり方がよくわかんないから買えない」とのことでしたが。
その後も「彼女の声聞いてると癒されるんだよねー」などと熱き想いをたくさん聞きましたが、
臺さん曰く「最終的には彼女と結婚したいんだよね〜」とのことで、
私は現実的な状況を鑑みて「それ無理じゃね?」と回答したい衝動に駆られたのですが、
それを語る彼の目が少年の如きピュアネスに満ちていて、
私は「こんな純粋な瞳を見るのは何年振りだろう」とそのまっすぐさと美しさに心打たれ、
「想いが伝わるといいね!」とありったけの応援の気持ちを伝えるに至ったのでした。
次回の相対性理論ワンマンも行く気満々でいた彼ですが、
そこでまたやくしまるさんと3、4回目が合うのでしょうか。
そして例の男とまた会い「あいつまた来てる」とか思うのでしょうか。
今や臺さんとその常連の男との友情も応援したい気持ちになっています。
男どもを本気にさせるやくしまるえつこ、恐るべしです。
そんなドラマー臺太郎ですが、かつてはFEEDというバンドでメジャーデビューし、
スマパンの前座で武道館で演奏したこともあり、
くるりCocco堀江博久らとSINGER SONGERというバンドを組み、
数々の雑誌の表紙を飾り、でかいフェスで演奏し、
くるりのサポート時には矢野顕子さんとの共演もしている凄腕ドラマーなのです。
色々あって今はやくしまるえつこさんに夢中という。
彼には「あんまりブログに書かないでねー」と言われましたが、
熱湯を前に「押すなよ」と言われるダチョウ上島の気持ちで書いてしまいました(笑)。
愛すべき男です、臺太郎
彼の熱きビートが世の女子にもっと伝われば良いのにと思うこの頃です。


くるりで彼が叩いてる映像があったので貼っておきます。