アルファベットと番号の世界

アイフォーンデータ移行出来ないぜ問題ですが
(詳しくは前回の記事を参照下さい)、
結局移行出来ないものは仕方ナッシングなのでそのままグッバイ、
電話番号とメアドはひとつひとつ手で打つという方法で移しました。
何という原始的な方法なのであろうかと嘆きながら。
これだけ高性能な携帯を前に手打ちという地味な作業をしているという。
ぽつぽつとアルファベットと番号ばかり打ち込んでいると、
この世はアルファベットと番号の羅列によって成り立っているのか、
ひらがなや漢字が恋しいよう〜と妙な郷愁(?)を覚えるものです。
しかし改めて電話番号と向き合ってみると
「この人の携帯番号は覚えやすいな」とか、
「この人にしては番号が地味だな」などという再発見がありますね。
思えば昔は毎回番号を手打ちして電話をかけていたんですからね。
今はボタン押すだけなので覚える気も起きないですが。
期せずして人の携帯番号を再確認する作業となりました。
語呂で覚えられそうな番号の人には語呂を考えてみようかと思ったくらいです。
しかし11桁の数字だけで日本中の携帯が判別されているのだから不思議なものです。
この先番号が足らなくなるとまた桁数を増やす可能性もあるとか聞きましたがどうなんでしょうか。
思えば昔は030から始まる番号でしたもんね。
この先100から始まる番号になったりするんでしょうか。
人口が増え続ければ15桁、20桁くらいいくかもしれません。
途方もない数字の羅列をプッシュしてきみに繋がる遠い声、
みたいな歌詞を歌う人も現れるかもしれません。
今だって11桁の数字を飛び越えて声が繋がっているんですからね。
これハードルに例えるとえらいことですよ。
11台のハードルを飛び越える脚力が己にあるのかと問われればナッシングです。
片やメアドの方は文字数に限りがないですが、
本当に脈絡のない文字の羅列の人は入力に困りますね。
これどういう思考と意図の元にこの文字が並ぶに至ったのかと
作者に問うてみたいアドレスが結構見受けられます。
単純に名前とか誕生日を入れてる人とかはわかりやすいんですけどね。
私の知人にはいませんでしたが、dreamみたいな言葉を散りばめてあると
どりーむて!とか反応してしまいます。
(dream使ってる方いましたらすみません)
傾向としてドラマーはdrummerを使いがちですね。
これドラマーあるあるです。
こんなところであるあるを発見するとは思いませんでしたが。
そんなわけで携帯が変わりました。
次はいい加減PCを新しいのに変えようと思います。
新しいのに変えてもまた数年したら新しいのに変えねばならないと思うと虚しくもなりますが。
この限りない虚しさの救いはないだろうか。
この世は諸行無常であることよと冷たい秋風に背を丸めてみる私です。