4月のほとりで

気が付けばもう4月です。
早いものです。
新しい年度の始まりということで、
まさに物語の始まりにはちょうどいい季節になったと言いたいところですが、
しょっちゅう寒が戻ってくるのが難なのです。
冬服をいつ脱げば良いのか日々戸惑うばかりです。
なかなか春爛漫というわけにはいかないのです。
戻らなくていいのに戻ってくるのです、寒の野郎は。
お前は鮭か、鮭なのかと問いただしたい衝動に駆られているのです。
戻って来て良いのはブーメランと還付金だけ、と注意を促したいのです。
早く春爛漫の日差しを浴びて季節の始まりを実感したいものです。

そんな中、先日我が新居にfwjバンドベースの鎌田さんが遊びに来まして。
まあ遊びに来た言うても「五十嵐くん、あーそぼっ」的な感じで本当に遊びに来たわけではなく、
彼の受けた某レコーディングの案件を私がお手伝いすることになり、
その作業のために訪ねて来たのですよね。
彼が作った曲を私がアレンジしつつ録音しつつミックスするという。
映像を見ながら彼の構想を聞きながら全体のイメージを掴みつつという感じで作業しました。
まあ作業言うても小一時間程度だったんですけどね。
一段落したところで「まあご飯でも食べますか」と夕食に至ったのですが、
そうなると自ずと缶ビールの蓋がプシュッと開けられるわけで、
そうなるともう録音どころではなくなってしまうのですよね。
「録音いつやるの?」「後日でしょ!」という展開になり。
「ワインもあるけどいつ開けるの?」「今でしょ!」というさらなる展開になり。
まあ酒飲み同士というものはしょうがないものです。
結局その日は飲んで終わって、後日私が作業をするという流れに至り。
その後、ちまちまと作業をしているという次第です。
この曲が今年初めて出る音源になることでしょう。
まあ音源が発売されるわけではないんですが、
まさに物語の始まりにはちょうどいい季節といった感じです。
あとは暖を待つしかないですね。