8月のリフレイン

等々力の巣巣さんでずっと開催していた「ひなたのねこ展」ですが、
先日無事終了しました。
初日には招き猫の絵付けのワークショップも行い、
トーク&ライブにも参加させていただいたんですが、
その後なかなか行く機会を得られず。
最終日には山田氏のライブもあるということで、
最後にもう一回展示を見たいなあと思い巣巣を訪ねました。


仕事後に行ったので到着が遅い時間になってしまったんですが、
何とかライブも終わりの方を見ることが出来まして。
(つってもすでに本編最後の曲でしたけど)
ステージ横には柔らかなカーテンが掛けられ、そこにポチの映像や写真が映し出され。
まるで一緒に演奏に参加しているような趣きで。
さらに今回は真里姉さんがピアノで花を添えておりました。
最後に演奏されたのは「日向の猫」で。
この歌、ポチの四十九日の時にも生歌で聞いたし、
バンドのワンマンの時には泣きそうになりながら演奏したし、
巣巣初日の時も山田氏がステージ上で涙ぐむ様子をすぐ横で見ながら聞いたし、
この歌の「ラララ」というリフレインはすっかり2014年の夏の空気と景色と匂いを身に纏ってしまったなあと
巣巣の外の8月の終わりの夜を見ながらしみじみした次第です。
このラララは今年の夏を回想するにあたっての記憶スイッチになりそうです。
そしてポチの姿を思い出すスイッチにも。
ライブ後はたくさんのお客さんが会場の展示を見ており。
猫でいっぱいの空間に先ほどのラララが降り注ぎ、ピースフルな雰囲気に満ちておりました。
初日後もたくさんのお客さんが来場されたようで。
より親密さが増しているような印象を受けました。
この展示も今日で片付けちゃうのか〜と文化祭の終わりのような寂しさも感じたのですが、
展示は今後も全国を巡回するそうで。
まずは鎌倉molnにて秋に行うとのことで喜ばしいことです。
巣巣よりも狭いmoln店内に飾り切れるのかなーと心配したんですが、
ミルブックスの藤原さんが「や、いけますよ!」と言うので、いけるんじゃないかと思います(笑)。
この空間が各地を回ってたくさんの人に見て貰えればなと思う次第です。


終演後は関係者で食事に行き、軽く打ち上がりました。
真里姉さんはカロリーを気にしながらもパンもライスもがっつり食べており、
頼もしさを感じた次第です。
山田氏はこの日タワレコダブルヘッダーで、
次の日も福島日帰りで2ステージやるとのことで、
兄さんちょいと働き過ぎじゃないのと心配になったのですが、
スケジュールを入れることで気が紛れるというのもあるのでしょうか。
猫じゃなくて馬車馬の如き様相ですが。
そろそろ猫に習ってひと休みして欲しいところです。


この日は多摩川で花火大会があったらしく、
巣巣からも花火が見えたそうですが、
私が到着した頃には終わっていて見られず仕舞いでした。
隅田川の花火大会の日も巣巣の初日だったので見られず仕舞いで、
この夏は大きい花火を見ていないのですが、
まあ大人になるとそんな夏だったりするのです。
8月も残り少なくなって来ました。
また地味に波形をいじりながら録音作業をしようかと思っているこの頃です。