9月のソーダ

9月が進むにつれ秋の気配が濃厚になって来ました。
がっつり秋物を着込む人とまだ夏物キープオンな人と
ファッションの志向が人によりくっきり分かれますね。
昼間は暑いけど夜になると肌寒いという厄介な季節です。
こういう狭間の季節にちょうど着る服がないなあと毎年思っていて、
毎年新しいものを買っている気もするのですが、
毎年やはり着る服がないなあと同じことを思うというのは
洋服を選ぶセンスがないということだろうかと反省に至るのですが、
反省に至ったところでちょうど良い服が目前に現れるわけではないので困るのです。
ちょうど良い服が空からでも降ってくればありがたいのですが。
降って来るのは秋の匂いを漂わせる空気と冷たい雨ばかりなのです。



先週は相対性理論のライブを見に行ったり、
ベース鎌田さんの家での飲み会に参加したりと色々イベントがありました。
理論のライブは(理論という略し方で合ってるのでしょうか)
東京ドームシティホールという会場で行われ、
私は初めてそこに行ったんですが、こんな立派なホールがドーム近くにあったんですね。
片やドームではSMAPがライブをしていたらしく。
理論と合わせて何万人という人たちが水道橋に集まって音楽を聴いているのかと思うと
凄いなあと感心した次第ですけどね。
私はドラムの横山氏と一緒に受付に並んでたんですが、
後から山田氏も来て「五十嵐くんも来てたんだー」なんてやりとりもありつつ。
ちなみに私のすぐ前にはGREAT3の片寄氏夫妻が並んでおり、
私は毎日TBSのたまむすびのジングルでこの2人の声を耳にしているので、
勝手に馴染みを感じた次第です。
(2人とも華があってとても素敵でした)
そんな馴染みなど感じながら入場し鑑賞した理論のライブでしたが、
新旧取り混ぜたセットでとても楽しめました。
イトケンさんがいい仕事っぷりを魅せてくれるので、
兄さん流石だなーといちいち感心しながら聴いておりました。
ライブ中、ボーカルのやくしまるさんがMCで不思議なひと言を放つスタイルが定番なんですが、
今回は「そうだ、ソーダに相談だ」というフレーズが印象的でしたね。
オジンオズボーンのネタを彷彿とさせる高度な駄洒落で。
こういうのは前の日とかに「よし、ここで駄洒落ぶっこもう!」と、
やくしまるノートにネタをせっせと書き込み、
「ふふふ」なんて言いながらダージリンティーを飲んだりしているのでしょうか。
振るとノイズが出る青白く光る棒を魔女の如く振ったり
(蛍光灯でノイズ出すオプトラムという人と同様の仕組みなんでしょうか)、
アイマスクみたいなの装着して手を動かすと音が出るシステム使ったり
(こっちはテルミンみたいな仕組みなんでしょうか)、
音響的にも視覚的にも面白い試みでポップとアヴァンの融合を見せてくれました。
ライブ後は横山氏とハイボールなんぞ飲み、ソーダに相談してみたのは言うまでもありません。
ソーダは「迷わず行けよ、行けばわかるさ」とアドバイスをくれました。
早速そうしようと決意した次第です。


次の日は鎌田家に遊びに行き。
いつもの面々(鎌田さんがサポートで参加してるユニットの人たち)が集まり、
鎌田シェフの美味しい料理に舌鼓を打ちビートを刻みました。
この日は鎌田さんの奥さんの誕生日ということで。
私は奥さんの好きな加山雄三の7インチレコードをプレゼントに持参しました。
若大将サウンドが鎌田家で鳴り響くと良いなと願った次第です。
HARCOくんにも前回の貸切り図書館以来久々に会い。
molnでの貸切り図書館は本当に良い内容だったよね〜とお互い絶賛するという図が展開されました。
彼は前回の貸切り図書館に手応えを感じたそうで、
そのライブ内容をそのまま地方にも持って行くんだそうです。
これから地方でそのライブを見る方はその企画が私発信であることを
少しばかり思い出していただけると幸いです(笑)。
キンカさんや浅野達彦さんとも久々に会い。
浅野さんのご友人のゲーム業界の方とも知り合いになれました。
みんなでちびちびと飲みつつ、心地良い時間を過ごせました。
それにしても鎌田さんは料理上手であるなと再認識した次第です。
私もぼちぼち料理するんですが、かなわぬなと思った次第です。
なるほどこういう味付けと盛り付けかあ、と料理を心にメモして帰りました。
鎌田さんとは今後もレコーディングで作業を共にするんですが。
料理の方も見習おうと思った次第です。
楽しい宴でした。


それにしても秋も経過が早そうです。
ソーダの相談の答えを胸に歩みを進めて行こうと思っているこの頃です。