100%片思い

そんなわけでようやく帰って来ました。
旅から帰る途上の独特な焦燥感というか、
妙な疲れと若干の寂しさが入り交じった空虚な感じを
ビールと共に飲み干しながら、です。
あの感覚は不思議なものがありますね。
行きの高揚感の反動みたいなものでしょうか。


ところで帰る途中で買った
細野晴臣トリビュート・アルバム」を今聴いてるんですが、
リトル・クリーチャーズの「ハイスクール・ララバイ」が
かなり素晴らしいんじゃないかと思いました。
私はオリジナルのイモ欽トリオのシングル盤を
当時リアルタイムで買っているのですよね。
イモ欽2枚目シングルの「ティアドロップ探偵団」も名曲なので
次回はそれも入れて欲しいと思ったりしました。
あとはクチロロサケロックが良かったです。
細野さんは名曲ばっかり書いてるなと改めて感心させられました。
しかしイモ欽長江健次氏の「なーっ」ていう持ちネタを
知らぬ若い子もいるのだろうなと思うと感慨深いですね。
そもそも今にして思うと「なーっ」て何だったのかという話ですが。
リトクリ版が素晴らしいのは「なーっ」も果敢にカバーした点ですね。
あそこをスルーしたらあの曲の魅力は半減でしょう。
きっとレコーディング現場ではブース外で爆笑が起こってたと思います。
その絵が私にははっきりと見えます。
それはもう、なーっ、ということで。