北欧旅日記 フィンランド編3

昨日のライブの余韻を味わいつつ、この日も会場のLocal+へ赴きまして。張子とsa-Rahの展示の2日目を迎えました。
この日もインスタグラムを見た方や、たまたま通りがかった人、Lokalに買い物に来た方など、たくさんのお客さんが来てくれて嬉しかったですね。張子に名前を入れたりしながら、現地の方とコミュニケーションを交わして充実した時間を過ごせました。日本人の方で、マリメッコでデザイナーをされているという方も来てくれて、フィンランド暮らしについて色々貴重な話も聞けました。スーパーでアルコール度数の高いお酒を売っていないとか、駅に改札がないとか、みんな現金を持ち歩かないとか、日本文化との違いについて色々聞けて興味深かったです。
そう、今回の展示で一番印象に残ったのはお客さんのほぼ全員が現金を持ち歩いていないということで、ここでは全てカード払いが常識なのですよね。ペットボトルの水1個買うのにもカードだし、飲食店で人数分で割って払う際にもカードだし、乗り物に乗るのもカードだし。会場では現金でのやり取りしか出来なかったので、毎回「近くにATMがあるから下ろして来て下さい〜」とお願いしていたのですが、ほぼ全員「カードが使えないならいいや」とならずに買ってくれたのが本当にありがたかったですね。手間を取らせてしまって申し訳なかったですが。今後は日本でも現金を製造、維持するコストなどを考えたらカード払いが常識化するのかもしれません。世界的に見れば寧ろ遅れているようですけどね。中国ではすでにカード払いなど常識で、それを通り越して顔認証での支払いに移行しつつあると聞きます。ギャートルズみたいな巨大な石のお金で買い物する図と変わらない原始的なものになりつつあるのでしょうか、現金のやり取りは。
そんなわけで大盛況のうちに2日目も終わりまして。フィンランドでの展示を無事終えることが出来ました。あやと岩崎さんとあやこさんにも作業を手伝っていただき(あやこさんは2日目はエストニアに買い付けに行っていて不在でしたが)、千秋さんにも色々と助けていただきました。aCaeさん含め全員に本当に感謝です。aCaeさんがいなかったらライブも出来ませんでした。
買い付けのついでに北欧で張子を売って草テンでライブをしようよ〜という岩崎さんのカジュアルな提案が本当に実現したことに驚くと共に、実際に行動を起こすと何とかなっちゃうという事実に感動のようなものを覚えた私です。思い出に残る2日間になりました。