良いお年をってことで

日々忙しい私ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日はというと、東武終わった後日比谷へ直行して
帝国ホテルの搬入に行って来て、
陳列してさっき帰って来たところです。
(明日から3日間、ホテル内で張子の実演販売をするのです)
しかしホテルのスケジュールが朝9時半から夜9時半までで(笑)、
なんつーか元旦からトゥーマッチ労働っ、
まるで工場っ、沸き上がるこの感情っ、
と思わず韻を踏んでラップしたくなりますが、
もう働くしかないですねしかし。


昨日は昨日で大学時代の友人が
4年ぶりに僕のところへ訪ねて来たので
早く帰って休めばいいものを飲みに行ってしまったのですが、
なかなか楽しかったです。
彼は今「東京人」という雑誌の編集をしているのですが、
「最近の東京人はいまいちじゃないすか」とか、
一読者の意見なぞを言ったりして裏話も聞けたのですが、
どこの現場も大変だなーとか思ったりしました。
早速fishing with johnのCDもタワーに寄って
買ってくれたのですが、
彼の耳に僕のギターはどう聴こえたのでしょうか。
学生の頃とはやっぱり変わってるでしょうか。


しかし年末に働きながらぼんやり思うのは
手のひらで掬っても掬っても
大事なものがこぼれ落ちてしまうような感覚で、
これは年を経るごとに実感として重くなるのですが、
昨日、お互い30になった友人と話しながら思ったのは
それって結局年を取った。ということなのかな、
とも感じられたのですが、
(もしくはかなり個人的な感情でしょうか)
結局それでも揺れる水のような日々を
手のひらで何度も何度も掬っていくのでしょうし、
そこからこぼれてしまうもののためにも
僕は音楽を奏でていくのかもしれません。
流れない水は澱んで腐るだけです。
僕は掬って大事なものを逃さないように
これからもこころを使っていこうと思います。


年末だし、今年の活動の総括とか書こうと思ったんですが、
今年はあまりにいろんなことがあって、
長くなりそうなので年明けに落ち着いたら書こうかと思います。
fishing with johnとして充実した活動を
残せたし、評価もいただいたので、
来年も自分の才能に怠けることなく謙虚かつ傲慢に
活動していこうかと思います。
ナイフは研いでおかなければなりませんね。


それではみなさん良いお年を。
感謝と驚きとありったけの愛を込めて。
なんつって(笑)。