アゲハの舞い方、さまざまな

そんなわけでライブ無事終了しました。
ご来場下さった方々どうもありがとうございました。
1、鈍行ブックモービル
2、アゲハに映る
3、夏でもなく秋でもなく
4、犬にチャンスと命名
5、サイクル曜日
6、読みかけの夏


イトケンさんのアンデスがプヒャーと鳴ったり
小物がパタパタ鳴ったり、可愛い感じのステージになりました。
譜面をガン見のおかげか(笑)少ないリハにも関わらず、
イトケンさんには実に良い感じに演奏していただきました。
「犬チャン」て簡単に聞こえて実は構成がややこしいので
演奏するの意外に難しいんですけどね。
楽屋で構成を念入りに確認する姿がさすがだなと思った次第です。
私はその横でビール飲んでるという体たらくでしたけどね(笑)。
そんなわけでfwjのライブはまた来年ということです。
来年もぜひよろしくお願いします。
とか言いつつ予定は全然決まっていないんですが(笑)。


共演の神森くんはしっとりした曲調に
ノイジーなギターという音響具合が面白かったですね。
コタツ宇宙の音源もいただいちゃいました。
(これがまた素晴らしかったです)
彼と私が一緒に参加したHARCOくんのアルバムも近く出ます。
そちらもよろしくということで。


ツキノワのフミノスケさんのソロのエフロミオも
独特のエコー感とヴォーカリゼーションが絶品でしたね。
ビブラフォンが欲しくなりました。
同じツキノワ庄司さんのsoundwormは
アナログシンセと生楽器のアンサンブルで、
ニゾンの響きの具合が独特で面白かったです。
何拍子かよくわかんない複雑な曲構成でしたけど
時折顔を見せるメロが美しかったですね。


4bonはギタポ、ソフトロック、プログレ
ちょいエレクトロニカも加味したポップなサウンドで、
入れ替わりたくさんの楽器を演奏する大勢のメンバーの姿が
ステージ映えしてて良かったと思いました。
私なんかはこういうバンドを見るとベルセバを思い出すんですが。
F.L.Yは変拍子の中にポップな要素が適度に放り込まれた演奏で
複雑な単音を積み重ねた曲の作りも面白いし、
山田民族氏のギタープレイも素晴らしかったです。
miimoとpasadenaはステージちゃんと見られなくて
残念だったんですが、
色々な音楽的なアプローチを見られて全体的に面白かったですね。
pasadenaはレコに私も少し参加させてもらう予定なので
練習しないとなーと思った次第です。


そんなわけで来年もぼちぼちライブはやっていこうかなと
ぼんやり思ったりしております。
「斬り翔べ、桜ガール」の初演の機会もそのうち訪れるんでしょうか。
いつになるのかわかりませんが。
そのうちにでも。


そういやこの日、上の階の不破大輔セッションに参加していた
テニスコーツ植野さんから、10年前に借りて以来返してなかった
某テープを返して、というような話をされたのですが、
忘れてテープを10年も借りっ放しだった私も何なのですが
(その間何回も会ってるはずなんですけどね)
突然それを思い出した植野さんも面白いなと思ったりしました。
つーか私が速やかに返せよという話なんですけどね。
何とかデータにしてきちんと返したいと思っているのですが、
テープを再生する媒体をどうしようかと思案しておるところです。
「植野さんにテープの内容を返却する計画」として
今後真剣に取り組みたい所存です。
そんな植野さんのテニスコーツの新譜「タンタン・テラピー」が
実に素晴らしいアルバムでありますので、
取りあえず宣伝でもしておこうと思います(笑)。
心ある音楽ファンは必聴ですよ。