カラフルな実験

昨日はd.v.dのレコ発ライブを渋谷まで見に行って来たんですが、
今回はこれまでの集大成というか、
映像を3面も用意し、新ネタも満載の熱いステージで、
(エアコンを途中まで切ってたので文字通り熱かったですが)
ジマニカ氏のトークも冴え渡ってたし(笑)、
何よりも本人たちが一番楽しんでる様子が伝わって来て
見ていて楽しかったですね。
機材トラブルさえ観客全員で共有して見守るような感じで。
ああいうピースフルな雰囲気とポップでカラフルな映像と、
実験性に満ちたサウンドが違和感なく共存しているというのが
彼らのステージの魅力なんじゃないでしょうかね。
J-WAVEクリス智子氏の声をサンプリングしたネタとか、
(本人にわざわざ録ってもらったというのが豪華です)
拍手の大きさで仮装大賞仕様の点数が上がるシステムとか、
演出も洒落てて面白かったですね。
マック4台駆使してのステージはリハも大変だったと思いますが、
トラブルも込みで大成功だったんじゃないでしょうか。
このステージで世界回ったら大受けなんじゃないのと思ったら
来年早々ヨーロッパツアー行くそうで、
今後の活躍も期待大だなと思った次第です。
彼らのDVDの何が凄いっておまけのヒストリー映像が
本編以上ともいう気合いで充実してるとこでしょうかね(笑)。

01 > 01 [CD+DVD]

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この日共演の大友良英宇波拓は宇波氏のPCトラブルで
(この日機材トラブルの組が多かったですね)
急遽ギターデュオになりましたが、
弱音のギターとターンテーブルのノイズの対比とか
それはそれでなかなか面白かったです。
ターンテーブルに小銭を落とす音とか迫力あって、
大銭並みの存在感なんだなと(笑)感心したりしました。
大友氏がセッティング中に何気なく爪弾いていた「blue」とか
ああいう静かなギター演奏とかも良かったですけどね。


もう1組MAX HEARTとかいう、声を子供声に変換させて
シンセギターとチープな手弾きリズムで
洋楽の名曲を脱力カバーするユニットも面白かったですね。
BECKの「ルーザー」とか聞いてて力抜けました(笑)。


しかしこうして連日様々なアーティストの演奏を見てると
色々刺激になりますね。
また新しい曲でも作ってみようかなと思い始めています。


しかし早いもので12月になってしまいました。
本当に参ったなという感じです。
とにかく歩くしかないですけどね。
言葉を靴にして。
音を鳴らして。