鳴らしながら歩く人

そんなわけで三茶GFMでのライブ、無事終了しました。
主催のヒネモスさんのナイスな仕切りで会場は超満員、大盛り上がりでした。
ご来場下さった方々、本当にどうもありがとうございました!
入場曲、鈍行ブックモービル
1、一人二役のスキップ
2、夏でもなく秋でもなく
3、猫と暮らす
4、11月の秘密
5、疾風スカート
6、サイクル曜日
7、微睡ワルツ


この日は主宰のタカハシペチカ氏から
「出演バンドは演奏しながら入場してくるマーチングインで統一しましょう」
というナイスな決まりごとを提案され、
さてどうするべかとメンバーに相談したところ「鈍行」で良いんじゃね?と即決し、
ドラムの横山氏は「俺、昔鼓笛隊にいたからそれ風にスネア叩くよ!」
と普段のテンションの3割増しでやる気を見せ、軽やかなスネアさばきを披露し、
さらにはギターのひじき氏も「笛を吹いたら向きを変えて2回ししたら合図出しますから!」
などと普段の3割増しの饒舌さでアイデアを出し、
本番前に笛を購入して仕込むなどの周到さを見せ、
ピアニカのあぐちゃんも「ピアニカやめてスタイロフォンにしようか、いやアンデスか!」
と使用楽器を次々と変えて普段の3割増しの探究心を発揮し、力強く旋律を奏で、
そんな中ギターの中村くんは普段通りののほほんとしたテンションで臨み(笑)
我々なりのマーチングインを展開してみました。
他の出演バンドさんはみな管楽器やらアコーディオンやら大人数で賑やかで
マーチングが様になっていましたけどね。
まあ言うても我々はギター3本とアンデスと打楽器ですから。
どこぞのフォークバンドだという佇まいだったと思うんですけどね。
ただお客さんがみんなナイスな方々ばかりで大変温かく迎えられました。
笛の合図で横向いたりというひじき氏のアイデアもウケて。
おかげで寒くなることなく無事に入場出来ました。
お客さんありがとうと出だしから感謝の念を抱いたのは初めてのことです。
この日の我々はかなり久しぶりにドラムセット入りの編成で
普段の3割増しくらいの大きい音量だったんですけどね。
楽しく演奏できました。
疾風スカートもドラムが入ると疾風具合がさらに3割くらい増して。
スカートの舞い上がり方が尋常じゃなかったことでしょう。
今回は持ち時間に余裕があったので曲間ごとにだらだらと喋ったんですが、
(実はPAさんには「30分押してますから!」とプレッシャーかけられてたんですが)
「私なりのスカート論」や「私なりのツンデレ通勤スタイルの実演」などを
温かく笑って聞いてくれたお客さんに感謝の念を50回くらい抱いた次第です。
普段は30回くらいしか抱かないんですが。
喋ったり感謝の念を抱いたり忙しいステージでしたが楽しく演奏出来ました。
ウェルカムな雰囲気に助けられました。
これもひとえにペチカ氏、ヒネモスさんの人柄(バンドだからバンド柄?)のおかげでしょう。
そんなヒネモスのライブも素晴らしかったですね。
トイ楽器を駆使するペチカ氏を中心とした11人編成による
おもちゃ箱を引っくり返したようなという形容がまさに似合う賑やかな演奏と
サーカスや人形劇を見ているかのような懐かしくて可愛らしいビジュアル。
曲も良いし、アレンジも気が利いていて良かったですね。
ぱっと見パスカルズを思い出しましたが、また全然違う個性があって。
すっかり堪能してしまいました。
ヒネモスのメンバーさんにもお褒めの言葉もいただいたりして、嬉しかったですね。
いやー楽しいイベントでした。
関係者のみなさまありがとうございました&お疲れさまでしたということで。


マーチングイン、面白いので次回ワンマンやる時とかにも試してみようかと思った次第です。
勿論3割増しのテンションの高さで。
どこと比べて3割増しなのかはよくわかりませんけどね(笑)。