草原ヘッドフォン

そんなわけでmaoレーベル8周年イベント「PATH」、無事終了しました。
ご来場下さった方々、どうもありがとうございました!
1、アゲハに映る
2、タンスマウンテン
3、草原ヘッドフォン(新曲)
4、サイクル曜日
5、疾風スカート
6、読みかけの夏


ベースに鎌田氏が入っての新編成での初ライブにして今年最後のライブという、
記念すべきステージとなったわけですが、非常に楽しかったです。
ライブハウスでの演奏も久々でしたし。
ベースも入ってこれはもうバンドだなあという感じで。
まあずっとバンドなんですけどね。
ここ最近ワンマンでの長いステージに慣れていたので短く感じましたが、
その分集中出来て良い演奏になったと思います。
鎌田氏もずっとバンドの一員であったかのような様相で。
(鎌田氏とは打ち上げで古本トークで盛り上がり、私と趣味が同一であることが判明しました)
新曲の「草原ヘッドフォン」というタイトルに見覚えある方もいらっしゃるかもしれませんが、
前に神森くんとHARCOくんとイトケンさんと即興で演奏した曲のタイトルなのです。
気に入っていたので改めてそのタイトルで違う曲を作りました。
歌でもなくラップでもなく朗読という形で言葉を語るスタイルの曲なんですが、
私は気に入っているので今後もこういうアプローチで言葉を放っていこうと思っております。
「タンスマウンテン」では中村くんのナイスなマンドリンをフィーチャーし、
「サイクル曜日」では彼と私とのツインリードギターをフィーチャーし。
色々と試してみたりしましたが如何だったでしょうか。
来年もこの編成で今までの楽曲に新たな光を当てていこうと思っております。
fwjバンドを今後もよろしゅうにということで。


MCでも話しましたがfwjがmaoにデモMDを送って7年の月日が経つわけで。
時の経過というものは早いものです。
まるで去年のことのように思えるほどです。
(さすがに去年というのは言い過ぎかと今書きながら思いましたが)
そのデモ音源がそのまま「残響ピクニック」というアルバムで翌年発売されたんですけどね。
それから石本さんにはお世話になりっぱなしです。
地中に埋まってた自分の音楽を拾って世に出してくれたことにも感謝ですし、
ずっと継続して作品をリリースしてもらってることにも感謝しているんですけどね。
今後も続けて良い作品を作ってもっと売れて(笑)、恩返ししないとなと思った次第です。
こういう音楽を気に入って聞いてくれる人たちはもっといるはずなんですけどね。
取りあえず次のアルバムを作らないとなあという話です。
その前にまず今やってるDVDの音楽を完成させないとなあという話です。
話がいっぱいあるなあという話です。


この日は他の出演者さんもみな良かったです。
クリテツさんのテルミンステージ、改めて見るの久々だったんですが、
テルミンの説明から入ってスタンダードナンバーからオリジナルまで、
すっかりリラックスして楽しんじゃいました。
円盤でのテルミンイベントで共演した時のことを思い出しつつ。
久々に見た中村くんのソロステージも素晴らしかったです。
パーカッションとのデュオなんですが、世界がどんどん広がっていく感じで。
6本の弦がいかに豊かな響きを生み出すか改めて知らされた感じです。
こういう才能をきちんと送り出すのがmaoなんだなと改めて思った次第です。


会場ブッキング担当のHくん(イケメン)とは一緒にPerfume見に行った仲なんですが、
久々に話せて楽しかったです。
彼の好青年ぶりを見るにつけ、彼のお母さんはさぞかし息子を自慢に思ってるであろうと
まだ会ったことのない彼の母君の息子への心情に想いを馳せてみたりしたのですが、
彼のお母さんも彼の職場に出入りするミュージシャンにそこまで思われてるとは知る由もないでしょう。
彼のお母さんとmaoの今後の発展を願ってやまぬ私です。
取りあえずレコーディング頑張ります。
という話です。