サーフズ・アップ

今日は先日共演させていただいたデビッドグラブスさんの
取材に行ってまいりました。
雑誌「Kitten」に掲載されるものなんですが、
編集長の岡村詩野さんとカメラマンの方と3人で
六本木のP-VINEっていうレコード会社まで行って来ました。
僕はP-VINEのCDを日常良く買うのですが、
六本木にあるのかー、とか感心しながら
強い陽射しの中を歩いていって。
で、グラブスさんに再会しましたよ、2日ぶりに(笑)。
挨拶と握手なぞしておもむろに始まった取材ですが、
取材というより僕とグラブスさんの対談という形で、
とのことだったんですが、
いやーグラブスさんめちゃくちゃいい人で(笑)。
向こうの方から色々話を振ってくださったり、
こちらの軽い質問にも饒舌に、誠実にわかりやすく
喋ってくれて。
僕のようなデビューしたての若輩者が
グラブスさんのような世界的なキャリアを積んだ
ミュージシャンと対等に話すなんざ
光栄の極みなわけですが、
非常に優しく接していただいたので
本当に感謝してしまいましたよ僕(笑)。
ウィットに富んだ回答で笑わせてくれるし。
やー、ジェントルで才能もあるし、
こういうミュージシャンにわたくしもゆくゆくは
なってみたいものですよ。
それにしてもグラブスさんからの質問に
気の利いた回答をできなかった自分に
なんつーか反省の極みつーか(笑)、
「あーなんて喋れないやつなの僕ってやつはよう。」
とちょっとへこんでしまいましたが(笑)。
でもまあグラブスさんのおかげで
何とか面白い話になったのではないかなと。
グラブスファンなら楽しめる話を
聞けたのではないかと思います。
トーク終了後はじゃあ2ショットで写真撮りましょうと
外で撮影したんですが、
そこでなんとか通訳さん無しに片言で会話したんですが、
やっぱりダイレクトに会話しないと
話した気分にならないですね。
日本の音楽はどうですか、とか聞いたら
雅楽が好きで渋谷のタワーレコードでCDを買ったよ、
とか答えてくれて、
そのような類いの話を軽くしたんですが、
僕があなたのソロアルバムで一番好きなのは
ファーストなんですよ、と言ったら
「オー!サンキュー。」
と嬉しそうに言われたのが一番嬉しかったですね(笑)。
ファンまるだしですが。
そういう会話してもいいじゃないすか(笑)。
しかし英会話勉強しておくといいなあ、
と改めて痛感いたしましたよ。
そんなわけでこの模様は次号のKittenに
掲載されますのでぜひぜひお楽しみに。


で、取材終了後はせっかくだから(笑)
歩いて六本木ヒルズとか行ってみたんですが、
こんなとこみんな何しに来るのかしら、という
感じでただうろうろと散策したに留まりましたが。
こういうショッピングモールとか
あんまり楽しめないんだよなあ、
とか思いながら青山ブックセンターがなくなって
さみしい限りだなあとか感慨に耽りながら、
ビル風に髪をなびかせたサマーデイだったのですが。
いやしかし、グラブスさんジェントルだったなあ(笑)。
ってことで。