シムーン

昨日はTICAのライブを観に代官山のUNITってとこに。
UNITって新しく出来た所だそうで、
行くの初めてだったんですが。
場所わかんないまま駅を降りて、
まあなんとかなんじゃねーのと適当に探したんですけど、
こういうのって大抵なんとかならないんですよね(笑)。
一応事前に地図見てきたんですけど、
これがレコードマップ並みの簡易的なものだったので、
よくわかんないまましょうがなく
「人に聞く。」
という手段でなんとか辿り着きましたよ(笑)。
したら駅から近いんでやんの(笑)。
UNITはさすがにすんごくきれいで、
ちょっとクアトロっぽい感じで。


それにしてもTICAって僕、生で見たの初めてなんですが、
昨日は楠均、エマーソン北村といった凄腕の人たちバックで、
もうグルーヴィーでかっこよかったですよ。
ギターの石井マサユキさんのプレイも
カッティングからアルペジオから最高で。
(北村さんと2人でやったYMOシムーン」のカバーが
すんごく良かったです)
僕は元々石井さんがやってたThe changってバンドが好きで、
その頃から彼の才能のファンなのですが。
屋敷豪太プロデュースの「DAY OFF」ってアルバムは
90年代を代表する超名盤と勝手に思ってます)
いやーchangの頃とか思い出したりしましたね。
またこの日はゲストがとにかく豪華で。
ナチュラルカラミティーの森さんは
ボリューム奏法で心地よい空間を作ってたし。
ゆらゆら帝国の坂本さんはゆら帝の音を
まんま出してましたね。
エコーというより、「やまびこ」と称したいような(笑)
ビンテージな音で、単音で音数も少ないのに
あれだけのアンビエンスを作れるというのも凄いなと。
また歪みの音もすんごい轟音で気持ち良くて、
ゆらゆら帝国のライブも見たくなってしまいましたね。
で、後半はリトルテンポのTICOさんなど参加しての
レゲエナンバーに突入して。
いやー盛り上がりましたよ。
で、いよいよこだま和文さんの登場で。
なんかTICAのライブなのに
こだまさんがメインかのような盛り上がりでしたが(笑)、
いやー最初の一音で鳥肌立ちましたね。
空気が一瞬にして凛となる感じていうか。
哀愁のメロディーとグルーヴするバンドサウンド
もう最高でしたよ。
(こだまさんビール片手でほろ酔いで、
1人だけ譜面見てましたけど 笑)
最後アンコールにはなんとたまたま帰国中の屋敷豪太さんと
鈴木賢司さんも登場して、
ニールヤングの「ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART」
やったんですけど、
飛び入りでいきなり豪太さんのドラム聴けるとは
まさか思わなくて、びっくりしましたね。
しかもすんげーうまいの。
(当たり前ですけど 笑)
まああのリムショット聴けただけで
行った甲斐あったというものです。
僕の隣で見ていた石本さんは
「おうっ、すげー!ゴータさん叩くのっ!?」
とかいつものテンション5割増しで興奮しておりました。
良かったですね、石本さん(笑)。


いやーこういう「トラックメイカーと女性シンガー」
みたいなスタイルのユニットが続々とブレイクしてく中で、
このTICAだけ乗り遅れてるかのような感もしてたんですが、
こういう形で自分たちの音楽性をアピールするというのは
アリなんじゃないかと思いましたね。
石井さんと森さんのギターユニットのアルバムも近く出る
みたいですし、これはもうあとは
The chang再結成を待つばかりですね(笑)。