貴重な体験

fishing with johnの曲がお芝居で使われます、
と告知しましたが、今日それを見に行ってきました。
(招待していただきました。ありがとうございました。)
学生時代は演劇関係者の知り合いが
周りに多かったのでよく見に行ってたなーとか
昔を思い出しながら拝見したわけなんですが、
内容は登場人物3人による家族をテーマとした朗読劇で、
演技力と台詞の力が問われる難しいテーマだったと
思うんですが、
じっくりと楽しませていただきました。
印象に残ったのは
同時に進行する物語のもう一個の家族が
シロアリであるという設定と、その交わされる会話の
内容で、「へーこういう言葉使うのか」
とかその言葉のセレクトに感心したりしました。
(派手な動きがない分、余計見てる人が台詞に集中するから
朗読劇って大変ですよね。)
僕の曲は(ちなみに「夕方ループ」でした)
物語の一番いいところで流れるんですけど、
マッチしてたなーと思いましたよ。
CDのじゃなくてDVDのライブバージョンだったんですけど、
このテイクいいなあーとか、
改めて名曲だなあーとか感動しながら見てました(笑)。
曲によって場面がより映えるんですね。
(もちろん役者さんのお芝居がいいからですけども。)
いやーホント新鮮な体験でしたね。


そんなわけで感動しつつ、帰りにはおなか減ったので
早稲田駅近くのつけめんのお店に何気なく入って、
何気なく「辛子めん」ってのを頼んでみたりしたんですが。
「あーおなか減ったなー」とか待ってたんですけど、
これが出て来たらスープが尋常じゃなく真っ赤で(笑)。
「うわこれすごい辛そうですね〜。」
とか思わずお店のおばちゃんに言ったら、
「これめちゃくちゃ辛いけど、大丈夫?」とか言われて(笑)。
そんな心配と助言は注文頼む際にしてくださいよ、とか
思いつつも「や、多分大丈夫です。」と
食べることにしたんですけど、
これが全然大丈夫じゃなくて(笑)。
一口食べたら口の周りと舌が辛すぎて痛くなって、
しびれてきて。
ホント尋常じゃない辛さなんですよ。
これは凶器か、はたまた狂気かってな感じで。
なんつーか終いには味覚もわかんなくなってきて、
「うわこれ辛すぎて食べられないわ。」
とか途方に暮れてしまって。
辛すぎて残すのもなんだしなあとか思って
最終的にどうしたのかというと、
しょうがなくスープにつけないで
めんオンリーで食べましたよ、僕(笑)。
「つけないめん。」って感じで(笑)。
でもあれなんですよ。
ホントつけめんってスープにつけないと味ないんですよ(笑)。
文字通り「味気ない」ってやつで。
なんつーかトホホとか思いながらも
何の味もしないめんを全部たいらげて、
ああこの味気なさをギターで表現すると
「Am」なんだろうな、とか思いながら
早稲田の中心で「残念っ。」と
小さく叫んで帰りましたよ私。
まあこれも新鮮な体験でしたけどもね(笑)。