ユーティー

3月なのに大雪とはえらいことですね。
季節は暦の上で起こってるんじゃない、
現場で起こってるんだっ。て感じなのでしょうか。
そんな現場、嫌です私(笑)。
なんとなくトラッシュ・キャン・シナトラズ
サニーデイ・サービスの共演による「スノウ」っていう
曲を思い出して、久しぶりに聴いてみたんですけど、
録音の微笑ましい現場が浮かぶようで、
こういう現場なら雪でもいいかもしれないとか思いました。
何か初めて聴いたような感じがしました。
こんなにドリーミーだったんですね。覚えてなかったなあ。
数年を経てリスニングするというのもいいものです。


「イントロ当てクイズというのは最初のピンッという
わずか一音か場合によってはそのまた半分くらいの音で、
その曲を当ててしまう。
最初のピンッやジャッが鳴った瞬間の一秒に満たない
時間のあいだに、サビなり歌い出しなり、
その曲の一番印象的な箇所を思い出しているということで、
人間の脳は物理的に不可能な速度で
音楽を再現していることになる。」
保坂和志「明け方の猫」)


ところでエヴァンゲリオンを借りようと
レンタル屋に行って気付いたんですけど、
凄いレンタル率高いんですよこれ。
最初見ようとした時も、いつも利用しているお店に行ったら
ビデオ2種類、DVD1種類が置いてあるのに
ほぼ全部貸し出されていて、
しょうがなくもう1軒行ったらそこでも
ビデオ、DVDほぼ全部貸し出されていて、
もう1軒行ったらようやく1、2巻あったので
見られたんですけど、これって懐かしさ含め見直す人
というよりは新しい視聴者が手に取ってるんでしょうね。
音楽もそうですけど、今って過去のアーカイブ
新作も並列に置いてあるし、そこから何でも選択出来るわけで、
これを10年前の作品として時代的に捉えて見るというより
人気作品として普通に今も流通し
消費されてる証拠なんだろうなとか思いました。
だってハイジだって今も新作と並んで
レンタルされて人気作品なんですもんね。
まあガンダムもそうですが今も新シリーズがリリースされていて、
ファンがどんどん増えているという事情もあるのでしょうが。
まあ名作は時代関係ないんでしょうねー。
でも今こんなに見てる人がいるの?と吃驚しましたが。
(僕の住んでる街だけだったりして 笑)
しかしレンタル屋のアニメコーナーとか結構驚きなんですよ。
過去の名作と最新作が同じ棚に共存してて。
親は懐かしさで、子供は新鮮さを持って見る感じなんでしょうね。
でもそれって結構いい体験になるんじゃないかと思うんですが。