地元じゃ負け知らず

先日ジャニーズの新人グループKAT-TUN
デビュー曲初披露をテレビで視聴したのですが、
私はジャニーズのグループがデビューする度に
その編成の妙にうならされてしまうのですが、
毎度見事な人選と配置ですよね。
KAT-TUNってどの子も一癖も二癖もあるような
ふてぶてしさがあって、まさに大型新人って感じがします。
割と他の、嵐とか関ジャニ∞とかってみんな育ち良さそうな、
親世代が見て「いい感じの子ねー」と
好感持ちそうなタイプの子が多いですが
KAT-TUNって悪ガキタイプが集まってる感じですよね。
亀梨くんなんてホストキャラじゃないですかどっちかと言うと。
全員が全員男前でもない辺りもポイントなんでしょうね。
ひとり坊主頭のラッパーがいるのも新鮮ですしね。
(まあ嵐とかでも曲にラップは入れてましたけどね。)
デビュー曲でも彼のラップが大々的に入るのですが、
ラップ部分の作詞してるのがJOKERとかいう人で、
当然歌詞内でも「YO!オレはJOKER!」みたいに
まずは自己紹介から入るのですが、
実際にラップしてるのは歌詞書いたJOKERじゃなくて田中だろ、
みたいなツッコミも私はしてしまうわけですが、
実際「YO!オレは田中!」とか本人の名前で自己紹介されたところで
何お前だけ目立ってんだみたいな感じですし、
まああれでいいんでしょうかね。
スガシカオの作詞は「夜空ノムコウ」でその見事な仕事っぷりは
証明済みですが、今回もなかなか良いんじゃないでしょうか。
「そのナミダ ナゲキ→未来へのステップ」でしたっけ。
矢印の使用法に彼の野心を見ましたよ。
あとひとりボイスパーカッション出来る子がいるんですが、
デビュー曲ではスクラッチ音をやたら連発していて、
あんたそれ擦り過ぎじゃないのって感じなんですが、
それもまた面白いのですよね。
それにしても最近のジャニーズの子のお笑い能力には
感心させられるのですが、ダウンタウンとのジャニーさん話とか、
浜ちゃんのツッコミどころとかもわかってるし、
この見事なトーク力を中途半端な芸人は見習うべきですね。
関ジャニ∞とかウェンツ瑛士とか、
「男前なのに笑いに貪欲」というニュータイプの芸風を
確立したと思うのですが、
「グラビアアイドルなのに司会も出来る」みたいな、
見た目だけじゃない能力をアピール出来る人が
やはり残りますよね。
芸能人とはかくあるべき、みたいな強固なる姿勢を
私はジャニーズタレントに感じて、感動を覚えてしまうのですが、
「ジャニーズにハマるいい年した大人の女性」も
私は割と気持ちがわかるのですよね。
まあさすがにコンサート会場でペンライト振る気は
起きないですけどね。