私、海と文房具に、心奪われて

先日、大型客船に乗って東京湾をクルージング。
という滅多にない機会を得たのですが
(まあ遊びじゃなくて仕事でですけど)
船の上というのは普段馴染みがないですけど、
こういう世界もあるんだなあ、と新鮮でしたよ。
お台場のフジテレビとかレインボーブリッジとか、
観覧車とか、昼間だったので普通でしたけど、
夜ともなるとその景観は格別なんでしょうね。
こういう船上で夜景を見ながらディナー。とか、
そういう贅沢もたまには良いかもしれません。
まあ実際近くで見ると東京湾て凄く汚いですけどね。
夜の闇はそういうのを消してしまうのですね。
果たして今度プライベートで来る機会は訪れるのでしょうか。
何かなさそうな予感で満ちている今日この頃ですけどね。


ところで昨日は、アルバムのジャケ写撮影のための買い出しで
石本さんと一緒にハンズとかロフトとか回ったのですが、
楽しいものですね、撮影の買い出しって。
まあ買い出しってもその対象は「文房具」という
実に地味な感じだったんですけどね。
男二人で。眩しい夏に。文房具という。
でも楽しかったですよ、文房具の買い物。
久々に文房具売り場をじっくり見ましたよ。
トンボとかコクヨとか、馴染みのメーカーの鉛筆とか
今も現行で売られているのを見て感動しましたよ。
これで小学生の頃ドリルやってたよ!
ドリルって懐かしいよ!みたいな感じですよ。
先生が研削する時に使う、半分が赤で半分が青の、
人造人間キカイダーみたいな鉛筆とか、
久々に見ましたけど、懐かしいですね。
こういうの今現在はあんまり使い道ないですけどね。
あ、競馬とかやる人は使うのかしら。
ちなみに私がよく使用しているペンは
パイロットのハイテックとかいうやつなんですけどね。
石本さんが「これいいよ」と言ってたステッドラーのペンとか
なかなかシンプルなデザインで良かったですね。
使い心地とかもそうですけど見た目の良い文房具って
何かそれだけで買いたくなりますよね。
ちなみに私は電卓に弱くて、綺麗なデザインの電卓を見ると
つい意味もなく買ってしまうのですが、
家に電卓ばかり溜まって仕方がないのですけどね。
そんなに計算するような数字は日々に転がっていないのですけど。
しかしペンとかノートとかも最近は
文章もいきなりパソコンにタイプしてしまうし、
使うことが少なくなりましたね。
可愛いノートとか自分色に仕上げていくのって
なかなか楽しい工程なんですけどね。
そういう感動が最近ないなあと思いました。
まあ私のノートの使い方は凄く汚いですけどね。
字も汚いし。「殴り書き」とは良く言ったものです。
殴ってばかりいてごめんね。とか謝罪したい感じですよ。
そういう汚いノートも汚い東京湾と同じく、
夜の闇が消してしまう。
ということになれば良いのですけどね。
まあ記録なので消さずに残しておくのが良いのでしょうね。


しかしこんだけ書いておいて何ですが
別に今度のジャケットのメインが
文房具というわけではないです(笑)。