バカリズム、スチャダラ、千原兄弟
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: DVD
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異様にクオリティの高いくだらなさというか、手間ひまかけてB級に着地させている感じが見事です。
酒飲みながら友達とだらだら見たいですねこういうの。
バカリズムの無表情が異様に面白い瞬間てあるんですよね、コントとか見てても。
何回か彼の表情とファッションで爆笑しました(笑)。
基本テンドンなんですがたまにスカしたりとかの笑いの教科書的な場面もあり。
でも本人たちはいたって真面目に演じているのでコントには着地していないんですよね。
当時の特撮ドラマって今見るとコントみたいだよねという目線でなぞってるだけですからね。
こういうよくわかんない領域の面白さに踏み込んでいく姿勢が良いじゃないですか。
キカイダーとかズバットとか石ノ森作品好きでお笑い好きの方にお勧めです。
どのくらい売れるんでしょうこういうDVDて。
- 出版社/メーカー: よしもとミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2009/08/19
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それぞれのキャラを活かしたコントも独特の目線で描かれていて面白いし、
それらのコントが全体でつながっていく感じも見事でしたね。
実験性に富んでるし、毒気もたっぷりあって、ジュニアのナイフの鋭さ健在という感じです。
個人的には千原兄弟2人だけの「ボクカノ」というコントが一番好みでした。
2人とも芝居巧いし、間が良いのですよね。兄弟ならではの空気感というか。
チハラトークなんか見ててもほとんどジュニアが喋ってますけど
せいじが話を受けてるから面白いというのもありますよね。
あと言葉のチョイスが見事です。
携帯の予測変換に目を付けたのは巧いなあという感じで。
あと青山テルマの「そばにいるね」の「ちゃんと飯食ってるか」みたいな変なラップ部分聞く度に
大爆笑していた自分としては「featuring」というネタがツボでしたね。
世間の人はあのラップの滑稽さに気が付いてないのかしらと疑問に思ってたんですが。
ジュニアはそこきちんと突いて来ましたね。
2014年ジュニアの40歳のライブ、ぜひ見てみたくなりましたね。
http://jr40.com/
これ、もうチケット売り出してるのが凄いですよね。
来年発売の分買えたら買ってしまおうかしら。
文字通り未来を買う行為。
こういう夢のような領域の面白さに踏み込んでいく姿勢が良いじゃないですか。